映画『タクシー運転手』メイキング映像にびっくり

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『タクシー運転手‐約束は海を越えて―』の公開が4月21日(2018年)と迫ってきました。『応答せよ1988』のジョンファンを見た後だと、リュ・ジュンヨルへの愛着も増して、より切ないです。リュ・ジュンヨルはザ・1980年代ですね。

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話題作『タクシー運転手』

1200万人を超える観客を動員し、2017年の各種映画賞も受賞しました。
1980年に起きた「光州事件」を描いたものですが、ただの昔の話ではありません。

不都合なニュースを外に出さない情報統制の怖さ、
理不尽なことに対して異を唱える勇気、
記者の仕事、タクシーの仕事を当たり前に行うこと、
そして、「今」が、歴史の延長線上にあるということ。

韓国内の出来事の中にある、今の時代にも、どこの国においても、共感できる普遍的な真実が、じわじわ伝わってきます。

予告編


冒頭、デモに遭遇したソン・ガンホさんが、歯磨き粉を鼻の下に塗っています。催涙弾予防ですね。効き目があるのかどうか。

以前、映画の感想というか、モデルになったドイツ人記者さんや、実在の運転手さんの息子さんについて書きました。

映画のメイキング動画


下に韓国語字幕がありますので、聞き取りの練習にもいいですね。
ざっくり内容を紹介します。

韓国現代史上の悲劇なので、そういう負担感は当然ありますし、
それでも、作品の意味やエネルギーというのがあります。
チャン・フンという信頼できる監督からオファーがありうれしかったです。
良い監督さん、良い先輩、良い物語。
意味のある良いシナリオだったので、
ぜったい作りたいという気持ちが強ければ、方法が見つかります。

当時のタクシーといえば「ポニー」になじみがあります。
「ポニー」とギア社の「ブリサ」を使いましたが、
「ブリサ」がマンソクという人物に合っていると思います。

映画の半分以上は車の中ですから、単調にならないように工夫しました。
昔のタクシーが客を乗せて時代を通り抜ける感覚。
事件のあった地域とそうでない地域との対比を出したかったです。
80年当時の雰囲気が残る地域はほとんど残っていないので、
大きなオープンセットを作りました。
縮小せず、実際のサイズで錦南路を再現しました。

ヒンツペーター役のために、異国で4か月以上過ごすのは、大変だったともいます。常に明るくて、プロフェッショナルでしたね。
ソン・ガンホさんは一緒に仕事しやすい人で、身振りや表情で通じ合えました。

ユ・ヘジンさんは、良い作品にするために自分は何をすべきかを正確に把握できる人で、後輩ですがすごい人だと思います。
ソン・ガンホ先輩と仕事するのは初めてです。
映画しか知らない人で、撮影がなくても現場に来てくれて。

とても良い現場でした。
演技だけでなく、人間関係が形成されたので、お互い思いやり、
作品に対する解釈を尊重しあい、良い作品ができました。

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撮影の苦労

普通に走っているようすを撮るには、こんな姿に。
1

走っている車の車内をとる姿。
2

80年代の街並みは、CGで再現。
3

こんな環境のなかで、自然な演技ができる役者さんは、すごいですね。

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