ネットフリックス『ヒーローではないけれど』期待せずに見たら大当たり!

blue-4157419_640

『ソンジェ背負って走れ』を見終わった後、特に見たいものが見当たらず・・・。何人かの学生さんが「チャン・ギヨンが好きです」と言っていたのを思い出して『ヒーローではないけれど』を見始めたら、止まらくなりました。

スポンサーリンク

『ヒーローではないけれど』

原題:히어로가 아닙니다만
2024年5月4日から6月9日放送 JTBC
1 (2)

キャスト
ポク・クィジュ:チャン・ギヨン
ト・ダヘ:チョン・ウヒ

あらすじ
ポク家は超能力一家だが、
予知夢能力を持つ母親は不眠症に、
過去に戻れる長男クィジュはうつ病に、
飛行能力をもつ長女は肥満に、
それぞれ現代病にかかって能力を失っていた。
結婚詐欺をなりわいとするダヘがクィジュに近づくが失敗する。
しかし、それにより両家家族に大きな変化が訪れる。

超能力:초능력
チョ・ヌン・リョクと書いて、チョニュンニョクと読みます。

予告編はこちら

感動の最終回

消防士だったクィジュは、娘のイナが生まれた日に勤務を交代してもらいましたが、
その日の火災で、交代してくれた先輩が亡くなります。

クィジュの能力は「幸せだった時間に戻る」ことなので、
イナが生まれたという幸せな時間に戻って、先輩を助けようと何度も試みますが、
過去に戻ったクィジュは、過去の世界の物にも人にも触れることができず、
先輩を助けることができません。

過去に執着するクィジュに疲れた妻は、交通事故で亡くなってしまいます。
その後、うつ病になったクィジュは能力を使えなくなります。

ずーーっと過去にとらわれていたクィジュが、
ダヘと出会い、娘のイナと向き合い、「今」を生きられるようになった時、
過去に戻れるようになり、過去の物や人にも触れられるようになります。

そして、イナが生まれた日に戻ったクィジュが、
イナの母親(元妻)と目を合わせて、「ありがとう」と涙を流す…。
この場面は、本当に感動しました。

実は、クィジュとダヘの恋愛を応援する一方で、
元妻は?という引っ掛かりがありました。

あれほど愛していたのに、ダヘへの心変わりが、
元妻がかわいそうな気がしてしまうのです。

でも、過去にタイムリープしたクィジュが、
元妻と目を合わせて「ありがとう」と涙を流した場面を見て、
すべて納得できたのでした。

スポンサーリンク

脇役も魅力的

クィジュの成長物語、と言えるのですが、
クィジュだけでなく、
ポク家の5人と、ダヘの詐欺師一家4人が出会って
9人それぞれが、変化していくのがとてもとても泣けました。

例えば、クィジュの前妻との娘イナは、
人の心が読める能力を持っているのですが、
それを隠すために、友だちがいない孤独な学校生活を送っていました。

自身もいじめ被害者だったダヘと出会って、
友だちと付き合うようになりますが、うまくいかない。
最後、ダンス部の友だちに「私は人の心を読む超能力がある」と告白すると、
友だちは「私だって、観客の視線を奪う超能力がある」と返されます。

ああ、言われて見れば、みんな「特別」なんですよね。
超能力を煩わしく思っていたイナは、
友だちの言葉でものすごく心が軽くなったと思います。

まだ「感動」を表現できるまで消化できていないので、
うまく伝わらないかもしれません。
とにかく、『ヒーローではないけれど』、とてもよいドラマでした。

よろしかったらお願いします!

韓国語ランキング

自己紹介はこちら

最後まで読んでいただきありがとうございます。

スポンサーリンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

2024年9月
« 8月    
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

カテゴリー

ページ上部へ戻る