『The K2』第11話チ・チャンウクをめぐる愛と嫉妬
ついに大統領選をめぐり水面下で武力戦争が勃発。
パク・グァンスの敗北
チャン・セジュンとパク・グァンスで争う大統領選挙。
チャン・セジュンの妻は財閥の娘チェ・ユジンで、JB財閥の警備会社JSSを使ってパク・グァンスを暗殺をしかける。
警察総長に「暗殺計画がある」と情報を流し、総長からパク・グァンスに「自宅は危険」と伝わり、パク・グァンス一行は秘密のアジトへ。
警備が手薄なアジトで、JSS先鋭部隊が待ち伏せをする、という計画。
しかし、アジトの警備員に紛れ込んだジェハとJSS隊長は、「食事はしたか?」の暗号にひっかかり、あっという間に銃撃戦に。
右側のJSS隊長が撃たれてしましますが、JSS側が圧倒的に優勢です。
パク・グァンスを追い詰めるジェハ。
ジェハ:잡았다, 이새끼야.
捕まえた、この野郎。
しかしPTSDのため、ジェハは人を殺すことができない。
パク:잠깐, 내 말 들어보게.나를 죽여도 여기서 자네 살아나갈 수 없어.
ちょっとまて。俺を殺してもお前は生きてここから出られない。
回想アンナ:꼭 살아서 돌아와.명령이야.
必ず生きて帰ってきて、命令よ。
パク:얼만가, 나를 죽이고 받기로 한 돈이.얼마나 받기로 했는지 한번 불어보게.내가 두배로 줄게.
いくらだ、俺を殺して受け取る金は。いくら受け取るのか行ってみろ。その二倍払うから。
回想ユジン:총알만이 사람을 죽일 수 있는 게 아냐.
人を殺せるのは銃だけじゃないのよ。
ジェハ:하하하, 잘 아시네요. 용병들이 제일 좋아하는 말이 뭔지.
ははは。よく御存じで。傭兵が好きな言葉が何なのか。
ジェハはまず、仲間を安全にここから出してくれと要求し、撃たれたJSS隊長たちは助かった。
そして交渉を始める。
パク・グァンスはジェハが傭兵だったことを知っていたが、人を殺せないことは知らないようだ。殺せないとしたら、さてどうするか。
「二倍の金をやる」の言葉に心動かされたふりをして、ジェハはチェ・ユジンに電話し、パク・グァンスを政治的に抹殺する方法を指示させる。
チェ・ユジンの要求は、
会計監査で検察に拘束されているチャン・セジュンの解放と、
大統領の与党への即時入党。
ジェハはパク・グァンスから現金で一万ドルを受け取る。
「君はブラックストーンにいたんだって?」
「議員さんもブラックストーンで稼いだんですか?この金も油の臭いがしますね」
「いや、血の臭いだろう」
命が助かったと安心したパク・グァンスは、
「実は君に会いたかったんだ。チェ・ユジンの側近だろう。次は俺が先に君を雇うよ」
といって、パク・グァンスとジェハの握手シーン。
パク・グァンスのほかにもう一人の敗者。
JSSの隊長にジェハ殺害を命令していたチェ・ユジンの秘書。
JSS隊長はジェハに命を救われたので、秘書の命令を無視。
チェ・ユジンにもジェハ殺害命令はばれていて、
「ジェハに手を出したら、あんたを殺すわよ」とまで言われ。
戦争後の愛憎模様
検察から解放されたチャン・セジュンは、チェ会長(ユジンの異母弟)から、毒ガスでアンナが殺されそうになった話を聞き、ユジンを殴ります。
セジュン:안나는 건드리지 말라고 했지. 안나가 잘못되면 우리 계약도 끝이다고. 내가 대통령이 안되면 넌 아무것도 아니야, 최유진!
アンナに手を出すなと言っただろう、アンナに何かあったら、お前との契約も終わりだ。大統領になれなかったら、お前もおしまいだ、チェ・ユジン!
ユジン:알았어요. 안나는 그냥 놔버려 둘게요.
그러니까 당신은 대통령하기 싫은 거죠.
わかったわよ、アンナは放っておくわ。
あなたは大統領になりたくないのね。
殴られて一瞬ひるんだもののユジンは、
「あなたもパク・グァンスも違いはないから、パク・グァンスと契約したっていいのよ、あなたの首と引き換えに」
と反撃。
ユジン:欲のために私と結婚した、私はあなたを愛していた、
でも、違った。
あなたは私の嫉妬と怒りを利用して、あんなに愛していたオム・ヘリン(アンナの母)を殺したのよ。
ジェハとアンナのラブラブ
一仕事終えた打ち上げに、アンナも参加。
打ち上げの店の前をユジンが車で通りがかり、JSSメンバーやアンナと親しく食事しているジェハを見て、嫉妬。
パク・グァンス暗殺計画が失敗したらJSSメンバーみな処分されることになっていたので、JSS隊長はジェハに「ありがとう」と。
それに対してジェハは「らしくないな、ヒョン」!!!
感激した隊長がジェハにだきつく!!!
男同士の感情表現シーン、好きです。
皆、酒飲んで運転手がいないので、全員がアンナの家に泊まることに。
いびきがうるさくて眠れないジェハと、
前日のブランケットキスを思い出して眠れないアンナ。
アンナは、怪我していたっぽいジェハを呼び出して、治療。
アンナ:あなたは私のものなんだから、無茶しちゃだめよ。
その後、屋根の上で毛布にくるまって、
ジェハ:落ち着いたらスペインで暮らそうか
アンナ:逃げ出したかった場所だけどあなたと一緒なら。
アンナ:スペインで何をしていたの?
ジェハ:守れなかった人の殺人の濡れ衣で逃げていた。
アンナ:愛してた人なの?だから悪夢を?
ジェハ:今まで守る人がいなかったけれど、守りたい人ができた。これから幸せになれそうな気がする。
今後の計画
翌日、ジェハはクラウドナインに呼ばれ、
パク・グァンスがお金について「血の臭い」と言ったこと、
ジェハにグァンスが接近してきたら、親しくしておく、
など打ち合わせ。
アンナはチェ会長と母親のお墓に行くことに。
そして、ユジンは秘書に「あなたの仕事をして、ジェハには気づかれないように」と指示をだす。
第11話終了。
常に傷が絶えないジェハ。
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チェ・ユジンは、父親にも夫にも愛されなかったので、自分を無条件守ってくれる絶対的な存在が欲しいのでしょうね。
ユジンも夫セジュンも、心に傷を抱えていて、その傷の癒すために他人を傷つけているような。被害者である部分は救われてほしいけれど、加害者である部分は裁かれるべきで・・・。
この二人は、どういうラストを迎えるのでしょう。
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