『The K2』第12話 予測できなくなってきたチ・チャンウクとWユナの行方
ユジン夫婦が憎み合っているとか、アンナの両親とか、前提事項が次々揺らいでいきます。
アンナ母オム・ヘリン自殺の真相
チェ会長(ユジンの異母弟)とアンナは、アンナの母オム・ヘリンの墓参へ。
以前、大統領選候補者の妻インタビューでアンナが母親の死の真相を知りたいと訴えていたので、記者たちも集まっていた。
そのころジェハはJSSの武闘師範にチェ会長について尋ねていた。
師範の話:ユジンは幼いころから頭が良くて、JB財閥内でも信頼厚かったが、チャン・セジュンとの結婚を反対されていた。ユジンが後継を断ったから、ソンウォン(弟)が会長になった。ソンウォンの方が圧倒的に腹黒い。
アンナとチェ会長はオム・ヘリンの自殺の真相を知っているという人物に会うため刑務所へ。服役中の「目撃者」の話。
目撃者の話:泥棒しに入ったらオム・ヘリンの部屋だった。そこへこっそり入ってきた人がいて、その人がオム・ヘリンの首に注射をした。それはチェ・ユジンだった。
チェ会長は減刑してやるから法廷で証言してくれと頼む。
(目撃者もチェ会長も、あやしさ満載です)
すぐにも告発したいというアンナにチェ会長は、
チャン・セジュンの大統領選に不利にならないよう、ユジンが加害者、セジュンは被害者という構造を作らないとならない、と説得。さらに、
「これはジェハには言うな、ジェハは君を愛していてもユジン側だから」とも。
オム・ヘリン追悼ファッションショー
その夜、女優だったオム・ヘリンを追悼するためのファッションショーが開かれ、アンナは挨拶をする。緊張をほぐす薬をチェ会長から渡され、何度も飲むのがジェハは心配でならない。
挨拶のあとで、モデルとしても歩くが、やはりチェ会長はあやしい。
フラッシュ恐怖症のアンナにわざと照明をあてさせ、倒れるアンナをジェハが抱きとめると残念そうな表情に。
チェ会長の罠
翌日、オム・ヘリンの死に関する情報が出回る。
アンナは、チェ・ユジンがコ監督と浮気してできた子供で、
それを知らずにコ監督と結婚したオム・ヘリンがアンナを育てたが、
事実を暴露すると脅迫したヘリンをユジンが殺害した。
その後、ユジンとセジュン夫婦は仮面夫婦となり、
アンナはチェ会長が育てている。
チェ会長が流したデマの内容に、アンナは納得いかないが、
納得いかないからこそ、警察が動き、捜査の過程で真相がわかるのだ、
と説得する。
警察にデマを告発しに行く二人。
チェ・ユジンは教会の奉仕活動に参加していたが、警察や検察が「オム・ヘリン事件再捜査」の情報を積極的に流したので、記者たちに取り囲まれるチェ・ユジン。
その場で倒れて病院に運ばれるが、敵も味方も、警察の調査を逃れるための仮病だろうと判断。
チュ警護室長は「本当の病気では」と心配する(最近出番少ないので写真つき)。
真相はどこに?
ユジンを見舞いにきた師範。意外にもユジンが部屋にいれたので、周囲の警護員も驚くが、実は親しい仲だったらしい。
師範が持ってきてくれた好物のジュースに喜ぶユジンは、二人で話をしたいと人を払う。二人になると「奥さま」「師範さん」と呼び合っていたのが、「ユジン」「おじさん」と呼称が変わる。
師範の話:アンナをそっとしといてやってくれ。動物だって親を殺したら子供は生かしておくものだ。お父さんが生きていたら、同じことを言っただろう。
ユジンはひどく傷ついたようすで、もらったジュースを床にたたきつけて、「師匠さんをお見送りして」と追い出す。
チャン・セジュンはチェ会長に呼ばれて部屋に入ると、チェ会長の母親と妻の父がいた。
今回のデマは、チャン・セジュンに同情票が集まるように作ってあるから、そろそろチェ・ユジンを捨てろ、と言われる。
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ジェハの立場
アンナは、イチゴアレルギーで倒れた時に、父親チャン・セジュンの冷たい姿を見たので、今回、せっかく訪ねてきた父親を拒絶した。
それを心配するジェハ。
ジェハ:チェ会長を信じているのか?ユジンは自分の手で人を殺す人じゃない。さらに目撃者がいたら、それを生かしておくような人か?
アンナ:あなたは私の味方?ユジンの味方?なんでユジンのそばにいるの?
ジェハ:その理由は・・・君は知らない方がいい。(人を殺すのが目的だから)。
アンナがチェ会長を信じてユジンへの復讐にこだわっているので、ジェハはユジンに真相を聞きに行く。
ユジンの話:自分はオム・ヘリンを殺していない、殺せと指示もしていない。アンナとチャン・セジュンには私が殺したと信じさせている。そうすれば、チャン・セジュンは私がアンナを殺せると思い、私の言いなりになるから。
そして、私は本当の犯人を知っている。でもそれは言えない。
さらに、自分が警察に出頭したあと、今後クラウドナインの電子頭脳(鏡)をジェハに任せるという。驚くジェハに、私を信じてくれたから、と。
ユジン、警察に出頭
記者に囲まれてのインタビューを、アンナ、チェ会長、パク・グァンスらがそれぞれテレビで見守る。ジェハはクラウドナインで、電子頭脳にユジンのことを聞き、テレビを見ている。
ユジン:기자 여러분, 그리고 국민 여러분, 그동안 진실을 말하지 못해서 죄송합니다. 모든 건 제 부덕의 소치입니다.
네, 안나는 제 딸입니다. 그리고 안나는 제가 가슴으로 낳은 자식입니다. 안나는 제 남편 장세준의원의 친딸입니다.
記者のみなさん、国民の皆さん、これまで真実をお話しできなくて申し訳ありませんでした。すべて私の不徳の致すところです。
アンナは私の娘です。私の胸(心)で生んだ子供です。そして夫チャン・セジュンの実の娘です。
アンナもチェ会長もパクグァンスも、ジェハも驚愕の表情!
第12話終了。
『The K2』公式HP(韓国語)の次回予告。
「オム・ヘリン他殺疑惑の中心におかれたユジン。警察の取り調べ室で目撃者と対面し、さらに明らかになる事実に世論はどよめく。
一方、権力者たちの疑惑が集結するクマールゲート(イラク)。パク・グァンスが指揮した件には大統領の息子も関与していた。大統領の息子が事件の全貌を明らかにする証拠を持っていると知ったジェハは、単独で彼を追う。が、逆に警察と青瓦台警備員に追われることになる。」
みんなみんな平気でうそをつくので、どれが真実かわかりません・・・。
でも、オム・ヘリン殺害については、ユジンは誰かをかばっているのでしょうね。
「私の娘です」といっても、アンナは「オム・ヘリンの生き写しだ」と言われるくらいですから、生んだのはオム・ヘリンなのでしょう。
はやく真相知りたいです。
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