『鉄槌教師』ネットフリックス1位、韓国内でも話題沸騰!教育現場は変わるか

『鉄槌教師』、どうもこの邦題になじめません。かといって原題참교육(真の教育)のままというわけにもいかないし。それはともかく、韓国で今、このドラマが大ブームのようです。
『鉄槌教師』現場の先生たちの反応
『鉄槌教師』の概要はこちら↓
批判が大きかった原作、ドラマ化が反対されていたことなど
公開前は、いろいろ批判が大きかったけれど、
いざ公開されてみると、大人気。
ユーチューブが韓国で
『鉄槌教師』が話題沸騰
というニュースをやたらに勧めてきます。
ニュースで紹介されていた現場の先生たちの声です。
教師としてやりきれない思いです。
うちの夫が怒ってるわよ
子どももいないくせに教育がわかるの?
など、実際によく言われます。
子どもたちが暴力をふるったら、私たちは
一方的に殴られるしかないんです。
小学校5年生や6年生の児童が、
14歳未満は犯罪者にならないんだ
と言って教師に逆らいます。
何を言っているんだ!と叱ったりすれば
親から「情緒的虐待」と言われるんです。
力で制圧したとしても、その時は教師の言うことに従っても
長期的に見ると教師の生徒の関係は、かえって
悪くなる可能性が高いんじゃないでしょうか。
ほとんどの国で体罰が禁止されている現実からすると
ファンタジーだ
という声も。
昔は「愛の鞭」なんて言われていましたが、
学校現場で体罰が禁止されて久しいです。
そういえば、
「応答せよ1988」に出てくる学校の先生
(イ・ジェミョンが演じていたイ・ドンフィのお父さん)
は、いつも鞭を持ち歩いて生徒を叩いていましたね。
ファンタジー要素を差し引いて、
多くの共感を呼んだ理由について、あるニュースでは
暴力にさらされる教師や子どもたちを守り、
ちゃんと教育を受ける権利を守る
制度や政策が必要だ
という点が明確に描かれていたからだ
と解説していました。
実際に「教権保護局」を作る動きが?
京畿道の教育監が
ドラマに出てきた「教権保護局」を京畿道に
作るための議論をしていると言っています。
教育監というのは、日本の教育庁のようなもののようですが、
韓国では選挙で選ばれます。それだけ力も強そうです。
ドラマの「教権保護局」は暴力もいとわなかったので、
実際には「教育活動保護局」という名称を考えているとか。
このニュースを見て思い出したのが、
2011年の映画「トガニ」です。コン・ユが主演でした。
障碍者施設で行われていた児童への性的虐待の隠蔽を扱った作品で、
この映画(原作小説あり)がきっかけとなって、
児童への性的虐待を厳罰化し、公訴時効を廃止する法律が作られました。
映画のタイトルをとって「トガニ法」と言われています。
当時、映画が世の中を変えた!と感動したものです。
今回も、学校現場が抱える問題、解決されるでしょうか。
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教育現場の難しさ
ドラマでも出てきましたが、
イジメ事件だって、冤罪だったりヤラセという可能性もあります。
モンスターペアレンツもいるし、
問題教師もいる。
いったん問題提起されたら、
どちらの可能性も考慮して調査するから時間がかかる
という難しさがあります。
親のクレームで多いのが
・うちの子の成績評価に納得いかない
子どもたちの問題行動で多いのが
・親の重圧をイジメで憂さ晴らし
薬物の蔓延って言ってみれば
・受験勉強におけるドーピング
と考えると
そもそもの原因は過度な学歴至上主義にあります。
いい大学→いい就職=高収入
という現実が変われば、
学校で起きている問題の半分以上は解決すると思うのですが。
高収入だけが幸せじゃない
という価値観は、変わらないよなあ
と思うと、
やはり「教権保護局」のようなものが必要なんでしょうか。
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