今年一番の期待作ネットフリックス『おつかれさま』名作の予感と奨学金の正体

「期待作」に期待してはいけないと「星がうわさしているから」で思い知ったのですが、『おつかれさまでした』は期待に反しないどころか、期待にじゅうぶん、応えてくれました。今のところ。
ネットフリックスオリジナル『おつかれさまでした』
2025年3月7日~3月28日
キャスト
オ・エスン(1970年代):アイユ
オ・エスン(1990年代~):ムン・ソリ
ヤン・グァンシク(1970年代):パク・ボゴム
ヤン・グァンシク(1990年代~):パク・ヘジュン
あらすじ
済州島に暮らすエスンは、父親をなくし海女の母親の手で育つが、
母親が再婚し、亡父の実家で暮らす。
グァンシクは子どものころからエスンが好き。
90年代のエスンの家族と交差しながら
60年代に多くを諦めながらも精いっぱい生きた二人を描く。
予告編はこちら。
SNSでもかなり好評です。
この3月、毎週の楽しみができました。
今のところまったく不満なし
脚本は『椿の花咲くころ』のイム・サンチュンさん。
ヨム・ヘランさんとオ・ジョンセさんが、
また夫婦で登場してくれているのが、たまらなくうれしいです。
演出は『ミセン』『シグナル』『私のおじさん』のキム・ウォンソクさん。
60年代と90年代をいききするストーリーなのですが、
演出で泣かされるって、こういうことか~と、納得しました。
そして、主演がアイユ、パク・ボゴム!だけでも期待ですが、
その他出演陣が、人物でてくるたびに「え!」と声がでるほど、贅沢です。
古い時代の古い価値観=男尊女卑に腹が立ちながらも、
無口でおとなしそうなパク・ボゴムが、ちゃんと筋を通してくれるので
ストレスありません。
そんなわけで、
全16話を、毎週4話ずつ公開ということなので、
追いついていくのが大変ですが、いっきに見てしまえます。
アイユの代表作は「私のおじさん」でしたが、
それに次ぐ作品になりそうです。
パク・ボゴムの代表作は個人的に「応答せよ1988」が一番すきですが、
それを超える代表作になりそうです。
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家賃を払ってくれたト・ヒジョンの正体
第4話で、実家を飛び出たエスンとグァンシクが
借家暮らしを始めます。
お金がなくて家賃の支払いを伸ばしてほしい
と言いかけたら、大家さんが
3ヵ月分、前払いでもらっている
と言って、封筒を見せてくれました。
도희정 장학금
ト・ヒジョン奨学金
ト・ヒジョンって誰よ!
とエスンがグァンシクに詰め寄ったり、
知り合いにト氏なんていない
というやり取りがありました。
実は少し前に、ト・ヒジョンのヒントがあったんですね。
エスンが三輪車をもらう話がありました。
ビョンチョル(エスンのお母さんの再婚相手)と
ミノク(エスン母が亡くなった後ビョンチョルが再婚した人)
が済州島を出るということで、
エスンが引っ越しを手伝っていた場面で、
ミノクが三輪車をエスンにプレゼントした時のセリフ
字幕:クンミョン(エスンの娘)にあげる奨学金
台詞:금명이한테 주는 도의적 장학금
直訳:クンミョンにあげる道義的奨学金
道義的:도의적
が抜けています。
「奨学金」という単語だけで、
3ヵ月分の家賃を払ってくれたのがミノクとわかりますが、
なぜ名前がト・ヒジョン?
の謎はとけません。
ト・ヒジョン:도희정の発音は[도의정]ドウィジョン
道義的:도의적ドウィジョク
とかなり似ているんですね。
封筒の紙に女性服のデザインが印刷されていたので、
ミノクさんはソウルに行った後、服飾関係で成功したのかもしれません。
まだ4話までしか見ていませんが、これから先とても楽しみです。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
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2025年 3月 12日
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