【漢字の読み方④】「おはやう」と書いて「おはよう」と読むんです。
古い小説などを読んでいると、「おはやう(おはよう)」、「さうですね(そうですね)」、「かうすれば(こうすれば)」など、目にすることがあります。
歴史的仮名遣いは強い味方
漢字の、日本語読みと韓国語読みには、似通ったものがあります。
康(kou)、講(kou)、江(kou)、綱(kou)
⇒강(kang)
当(tou)、唐(tou)、堂(dou)、党(tou)
⇒당(tang)
想(sou)、像(zou)、相(sou)、商(syou)
⇒상(sang)
方(hou)、房(bou)、放(hou)、邦(hou)
⇒방(pang)
などなど、これらを見ると「法則」を感じませんか?
韓国語のパッチムㅇ(ng)を「ウ」と読めば、
앙(アウ)は「オウ」にする
という法則になります。
auをouにする
例えば、いくつか見てみましょう。
망상 mau-sau mou-sou モウソウ 妄想
중앙 chuu–au chuu-ou チュウオウ 中央
방송 pau-sou hou-sou ホウソウ 放送
「放送通信委員会」の看板
【漢字の読み方①】と組み合わせてみましょう。
母音ㅐをaiにします。
개방 ke-bau kai-hou カイホウ 開放
태양 te-yau tai-you タイヨウ 太陽
懐かしい「主君の太陽」
【漢字の読み方②】と組み合わせてみましょう。
パッチムのㄹを「ツ」か「チ」にします。
상실 sau-sil sou-siツ ソウシツ 喪失
발상 pal-sau paツ-sou ハツソウ 発想
*発送は、발송 hal-sou haツ-sou ハツソウ 発送
【漢字の読み方③】と組み合わせてみましょう。
母音のㅓ・ㅕをeにします。
건강 kon-gau ken-g/kou ケンコウ 健康
방면 pau-mnyon hou-men ホウメン 方面
時刻表などでよく見ます。
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読んでみましょう
담당
담당 tam-tau tam-tou タントウ 担当
개량
개량 ke-lyau kai-lyou カイリョウ 改良
공장
공장 kou-jau kou-jou コウジョウ 工場
韓国語は、ハングルが読めるようにさえなれば、かなり道が開けるんですね。
ぜひぜひ手当たり次第に読んでみてください。
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