ディズニー+『捏造された都市』全12話見ての感想

「最悪の悪」に引き続いて、『捏造された都市』を視聴。アクション・スリラーで「最悪の悪」と似たテイストですが、チ・チャンウクさんには、こういう役がぴったりですね。
『捏造された都市』
2025年11月5日から12月3日
ディズニープラス オリジナル
原題:조각도시(彫刻都市)
脚本:オ・サンホ
原作映画の「操作された都市」、映画「犯罪都市4」
ドラマ「模範タクシー」などの脚本
キャスト
パク・テジュン:チ・チャンウク
アン・ヨハン:ト・ギョンス
ノ・ヨンシク:キム・ジョンス
ノ・ウンビ:チョ・ユンス
あらすじ
善良な青年、テジュンが突然殺人犯として逮捕される。
金持ちの子息が犯した罪の犯人に仕立て上げられたとわかったテジュンは、
脱獄して、真犯人とこの計画を立てたヨハンに復讐を行う。
予告編はこちら。
原作は2017年の映画「操作された都市」です。予告編。
原作になった映画、見た記憶はありますが、
イマイチだったような・・・。
「仕組まれた冤罪を晴らす」
という大筋だけ同じで、
登場人物も、人物設定も、まったく異なります。
だから、「映画の方が良かった」という人もいますが、
私はドラマの方が面白いです。
チ・チャンウクさんは、ここのところ
2023年「最悪の悪」
2024年「江南Bサイド」
2025年「捏造された都市」
立て続けにディズニープラスにでずっぱりで、
「ディズニープラスの社員」と言われています笑
でも次の作品は、ネットフリックスオリジナルのようです。
これはアクションではなく、ロマンスのようなので、
チ・チャンウクさんはアクションものがいいのになと思ったら、
なんとペ・ヨンジュン主演の映画「スキャンダル」が原作だと聞いて、
ちょっと、楽しみ。お相手はソン・イェジンさん。
見始めたらとまらない
第1話は、ちょっと退屈ですが、
こういう「退屈な日常」からの転落を描くわけですから、
仕方がありませんね。
2話から、先が気になって止まらなくなります。
脱獄後のテジュンを助けてくれるのが、
刑務所でよくしてくれたノ・ヨンシクおじさん。
こういう展開になると、
親切なヨンシクおじさんが殺されるんじゃないか
と気になって気になって、心臓に悪いんですよね。
9話、10話のあたりで、もう心臓がもたない!
となったところで、ちょうど最終話が公開されたので、
エンディングだけ、先に見ちゃいました笑笑
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ざっくりと感想
レビューをみると、
アクションがすごかった!みごたえあった!
という感想が多いですね。
でも、流血モノが苦手な視聴者は、
アクションシーンを早送りしたくなります。
アクションシーンを見なくても、
一匹狼のテジュンが、
強大な資金力と組織力をもつヨハンに、
どうやって立ち向かうのか。
刑務所で身に着けた各種技術の資格で身に着けた
能力をフル活用して武器を作ったり、
誠実な人柄で、一人二人と協力者が現れたり、
物語の展開それ自体に、引き込まれました。
そして、
テジュンは、真犯人も、これを仕組んだヨハンも、
殺しませんでした。
「復讐」と言っていますが、
テジュンが脱獄までしてやりたかったのは、
真犯人や、ヨハンの前に立って「なぜ?」と尋ねることでした。
テジュンのキャラクターは、最後までぶれなかったのもよかったです。
ラスト、無罪を勝ち取り、
奪われた「日常」を取り戻しました。
でも、
テジュンの鼻の上に傷跡は残り、
殺された弟は戻ってきません。
大きな喪失を抱えながら、
次の「日常」を作っていくんだなあ、
という、よいエンディングでした。
そうそう、
ド・ギョンスさん、初の悪役。
イム・シワンなみの、サイコパス演技、よかったです。
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