『社長のお品書き』ラストシーンに出て来る麻辣湯とフルーツ飴

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『損するのは嫌だから』のスピンオフ『社長のお品書き』、面白かったです。本編も期待せずに見てはまり、こちらも期待せずに見たら笑えるし、意外にも泣けました。

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『社長のお品書き』

2024年10月3日公開 前2話
原題:사장님의 식단표(社長さんの献立表)
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本編『損するのは嫌だから』で、
主人公ソン・ヘヨンと一緒に暮らしていた
ナム・ジャヨンは、18禁のウェブ小説を書いていました。

そのタイトルが「社長のお品書き」だったのですが、
それを実写化してしまうという、遊び心あふれた企画です。

あらすじは、
ある日、気がつくとジャヨンは、小説の主人公ソ・ヨンソになってしまった!
周りは自分が作り出したキャラクターなのですが、
自分はヒロインのソ・ヨンソになっているけど、中身はジャヨン、
という状況でのドタバタ劇です。

ジャヨンは、初恋の「ハジュン」を主人公にするなど、
自分の理想を小説の中で実現させていました。

マラタンフル

ラストシーンで、
自分を虐待していた父親が、優しい父親になって、
子ども時代のジャヨンと笑顔で手を繋いでいる、
という「理想の場面」が描かれます。
うるっとくる場面です。

ここで、
父:ジャヨン、何食べたい?

娘:그럼 나 마라탕
じゃ、麻辣湯

父:辛すぎてお腹痛くなるよ
娘:그럼 탕후루
じゃ、フルーツ飴

という会話が出てきます。

말마탕 タン 麻辣湯
탕후루 タンフル フルーツ飴

感動しつつも、思わずプッと吹いてしまいます。

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今年のヒット曲?というかなんというか。
서이브ソイブという小学生のクリエーターが
마라탕후루 タンフルという歌を歌っていて。

↓画像をクリックするとYouTubeになります。
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なんと、キム・ボムスがこの歌をカバーしているのです。

김범수キム・ボムスは、「天国の階段」のOSTで有名な人です。
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本当に本当に歌が上手な人なので、
역대급 재능 낭비 歴代級才能浪費
と言われた、キム・ボンスのマラタンフル

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これは妙にツボにはまります。

キム・ボムスさんもユーチューブをやっているのですが、
製作スタッフが
MZ世代 ミレニアル世代(1980年代前半~1990年代中頃生まれ)と
Z世代(1990年代中頃~2010年代前半生まれ)
なので、こういう企画が生まれたそうです。

実力派歌手が、真剣にまじめに本気出して歌っているところが、
見ていてすがすがしいです。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。

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