映画『リトルフォレスト』日本の作品のリメイク、韓国らしさがいい感じに成功
原作は日本の漫画で、日本で映画にもなった作品です。大自然の田舎で、自給自作の料理が主人公なのは日韓ともに同じです。
キャストとあらすじ
2018年2月公開(韓国)
監督:イム・スンレ
ヘウォン:キム・テリ
ジェハ:リュ・ジュンヨル
ウンスク:チン・ギジュ
ヘウォン母:ムン・ソリ
あらすじ
ヘウォンは、高校3年生の時に母が家出をし、ソウルの大学に通っていたが、教員採用試験に落ちて、いったん故郷に帰ってきた。短期間の帰郷と口で言いながら、作物を作り、食べ物を作り、幼なじみと過ごす時間は楽しく、4季節を過ごすことになる。
みどころ
なんといっても、食べ物です。
수제비:すいとん
쑥갓 튀김:春菊の天ぷら
크렘 브륄레:クリームブリュレ
밤조림:栗の甘露煮
곶감:干し柿
떡볶이:トッポギ
などなど
監督さんが菜食主義者だそうで、登場する食べ物は肉っけがありません。
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感想
韓国でもおおむね、好評だったようです。
リュ・ジュンヨルの農民姿が、とっても魅力的。
都会での生活は、組織での仕事は自分に決定権はなく、
時間に追われ、コンビニ弁当で済ますしかない食生活。
避難所で自給自足生活をしながら、
自然の恵みを教えてくれた母親への感謝と理解を取り戻し、
試験に落ちた現実を受け入れていく。
若者の成長・ヒーリング物語、美しい映像に観客も癒されます。
でも・・・
高校3年生はもう子供じゃないとしても、
だまって娘を置いて出て行ってしまう母親?
いくらムン・ソリが演じていても、やっぱり理解できません。
娘ヘウォンも、恋人に無言のままソウルを離れ、友達に挨拶なしで田舎を離れ、
やっていることは母親と同じ。
チーズスライサーやブリュレのガスバーナーなど
おしゃれな料理に必要な高度な道具がそろっている田舎の家。
やっぱり敷居が高いです。
それほど気になるわけではなく、
私には、「疲れた時にちょっと帰る場所」なんてないなあ、
というヒガミかもしれません。
まあ、20代の若者を描いているので、世代ギャップもあるでしょう。
それでも、今度の週末は、ゆっくり時間をかけて手の込んだ料理でも作ってみようかな、という気になります。
銀杏や栗の殻を割ったり、薄皮はいだりする作業って、肩こりそうなのに、意外とストレス解消になるんですよね。
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