【30年前】留学生活のエピソード-韓国の学生たちは優秀でした

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本題に入る前に、
最近のマイブームが「チャンジャ」です。
塩分過多だろうなあ、と思いながら、箸が止まりません。

ところで、日本のスーパーでも通販でも、「チャンジャ」という名前がついていますが、
韓国では、たいがい「チョッカル」と言っていたような気がします。
とりあえず、辞書を引いてみたら、

チャンジャ 창자: 動物の内臓、はらわた
チョッカル 젓갈: 塩辛

日本では、原料の名前で、韓国では加工後の名前で呼んでいた、
ということでしょうか。
まあ、日本で「塩辛」といって真っ赤なものは想像しませんしね。

最近では日本のスーパーでも見かけますし、韓国食材店も増えましたが、
うちの近所のスーパーは扱っていなくて、韓国食材店に足をのばすのも面倒だったりするので、
通販を利用することが多いです。


9か月の留学生活

1987年5月から1988年2月まで、ソウル高麗大学語学研修コースで韓国語を学びました。
授業は半日で終わるので、自由時間はたっぷり。
記憶に残っていることは、

日本語学科の学生とのスタディー、いまでいうエクスチェンジですね。
1時間、韓国語を教えてもらって、1時間、日本語で会話。
お互い、母語を教え合うとはいえ、しゃべれても「教えるノウハウ」はもっていません。
その都度、テーマを決めて、会話するという程度でした。

私にとっては、韓国語の学習としても有意義でしたが、
生活しながらの疑問をきくことができるので、とても助かりました。

キャンパスでいつも聞こえる音はなに?・・・農学サークルの練習だよ。
切手はどこで買えばいいの?郵便局が近くにないんだけど・・・学内に郵便局があるよ。
高麗大の学生はどのくらいエリートなの?・・・さあね。

この学生さんには、留学生活の恩人ともいえるのですが、
残念ながら、名前も思い出せません。
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韓国の農学
photo:民俗村HPから

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青菜に塩

その学生さんが、ある時、カノジョをつれてきました。
しかし、日本語の会話に入れてほしいということだったのに、一言も口をひらず、
それを見た学生さんが、
「もともと恥ずかしがり屋ですが、まったく、青菜に塩ですね」

「へ?」と何のことかわからずにいたら、
「日本人なのに、日本のことわざも知らないのか」と笑いながら、

「韓国の日本語学習者は誰でも知っていることわざが、「青菜に塩」だよ、
だって、ことわざ辞典の一番最初に載っているからね。」

ということでした。なるほど。
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ことわざ一覧で検索すると、一番上じゃないけれど、上位ですね。

激動の時代

1987年は、軍人出身の全斗煥が大統領、任期最後の年でした。
大統領直接選挙を要求する民主化デモが頻繁に起きていました。

大学構内では、誰かしらが演説をしており、
사천만 국민여러분!(四千万国民のみなさん!)
という呼びかけフレーズを聞かない日はありませんでした。
*現在の韓国の人口は5千万超えています。

前日にデモがあったりすると、余韻の催涙弾の臭いが立ち込め、
비비지마!(こするな!)
という禁止表現=지마も早くに覚えました。
*催涙弾のけむりにふれると目がかゆくなるのですが、かくと余計にかゆくなります。

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歴史の転換を目の当たりにしたのですが、
韓国についてすぐだったので、日本から送られてくる新聞記事の切り抜きをみるまで、
何が起きているのかわからない、という情けなさでした。

韓国へ何しに来たんだ?

下宿の学生に、デモに一緒に行きたいと言ったことがあります。
「日本人のお前がなんで関わるんだ?」
と言われました。

また、韓国の学生たちは、親しくなると必ず、
「歴史の責任をどう考える?」
と聞かれます。

本屋さんで歴史の本を何冊か買いましたが、
韓国語で読むには、時間がかかりすぎて、投げ出す始末。

日本でもっと勉強してから、出直すべきか???
と思うようになってきました。

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