映画『哭声/コクソン』で日本人俳優が助演男優賞受賞(予告編あり)

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2016年11月25日、國村隼が韓国の青龍映画賞で助演男優賞と人気スター賞を受賞しました。外国人俳優初の快挙だそうです。

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韓国の映画賞

青龍賞のほかに、韓国内に大鐘賞という映画賞がありますが、大鐘賞は去年、ほとんど「代理受賞だった」というニュースもありました。
青龍賞の方が「もらってうれしい」賞なのかもしれませんね。

남우조연상 쿠니무라 준(男優助演賞 クニムラ ジュン)
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近年の受賞者

國村隼が受賞した「助演男優賞」「人気スター賞」が、どれだけすごいのか、近年の受賞者を見てみましょう。

青龍賞・助演男優賞
2016年 國村隼
2015年 オ・ダルス(国際市場で逢いましょう)
2014年 チョ・ジウン(最後まで行く)
2013年 イ・ジョンジェ(観相師)
2012年 リュ・スンリョン(僕の妻のすべて)

青龍賞・人気スター賞
2016年 チョン・ウソン、國村隼、ペ・ドゥナ、ソン・イェジン
2015年 イ・ミンホ、パク・ポヨン、パク・ソジュン、ソル・ヒョン
2014年 ソン・スンホン、キム・ウビン、シン・セギョン、イム・シワン

助演男優賞は、オ・ダルスと肩を並べるのか!という賞で、
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人気スター賞の面々は、もっとすごいですね。
イ・ミンホキム・ウビンイム・シワンらと並ぶなんて。

2015年人気賞でのイ・ミンホ
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『哭声/コクソン』予告編

どんな映画なのか期待が高まりますが、あらすじをみると、話題作とはいえ、いささか見る気がくじかれます。

残虐な家族殺害事件が多発しはじめる田舎の村を舞台に、謎めいた噂とともに混乱の渦に巻き込まれる村人たちのなかで、その裏でうごめく存在の正体がじわじわと明らかになっていくオカルト・サスペンス・ホラー・・・。

予告編を見ると、さらに見る気がくじかれます。
字幕をみても、前後のつながりないので、わけわかりません。
とりあえず、対訳つけておきます。

『哭声/コクソン』予告編


요렇게 소문이 파다하면 말이여,
こんなに噂が広がっているってことは、

무슨 이유가 있는 거여, 이유가
何か理由があるんでしょう、理由が

요새 가꾸 동네에서 사람이 죽어 나가는 거
最近、村で人がよく死んでいるのは、

고놈이랑 뭔 연관이 있는 거여
あいつと何か関係があるのかも

싹다 그 양반이 오고 나서 생긴 일들 아니여
あの人が来てからおかしくなっているんじゃ

이게 다 뭔 일이다야 그래
なにかあるんじゃないか

여기서 다 죽여뿐졌어
ここでみんな殺しちゃったの

직접 본 거여?
直接見たのか?

하믄 봤제
もちろん見た

왔는가
来たのか

모가지에 이거 뭐여 이거
これなんだね、これは

자네 며칠전에 만나면 안 되는 것을 만난 적 있제
会っちゃいけないのに会ったんだろう

자네가 고것을 건드려 부렸어
お前があれに手を出したんだろう

똑같대 증상이
症状が同じだって

그 사람들이랑
あの人たちと

아버지 여기 있젆여
お父さんだよ

그놈이 자꾸 눈에 뵈는 것은
あいつが目につくってことは

그놈이 자꾸 찾아 갖고 뵈는 것이라
よくここに来ているってことだ

피를 말려 죽일라고
血を絞り取って殺すのよ

그놈은 그냥 미끼를 던져분 것이고
あいつがしかけたおとりに

자네 딸내미는 고것을
君の娘が

확 물어분 것이여
食いついたんだよ

내 눈깔로 직접 봐야 쓰겠다
自分の目で見るまでは

잡아
捕まえろ

우리 효진이 어딨냐고
俺の娘はどこだ

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コメント

    • NICO
    • 2016年 12月 04日

    こんにちは(´∀`)

    國村さん、快挙ですよね~
    ファン・ジョンミンさんファンの友人と、すごいね~と盛り上がりました。

    『哭声/コクソン』字幕なしですが観ましたよ~
    私はオカルトはあまり好きではないのですが、
    それ以外でしたら結構、どんなものでも大丈夫な方です。
    だからか、どんな作品でも割と躊躇なく観てしまう方ですね。
    尤も、積極的にではない場合も多いですが…(´艸`)
    『哭声/コクソン』は、ファン・ジョンミンさんが出演していたから、というのもありますが、
    主演のクァク・ドウォンさんもかなり好きな俳優さんで、
    この映画の封切前に、初の主演映画がヒットしなかったら…と
    泣きそうになっていたドウォンさんのインタビューも印象的でした。

    この映画は、怖いというより、どちらかというと気持ち悪い、というのが、
    私を含め、私の周りで観た人たちの感想です。
    そして、ラストが難解かな?とも思います。
    でもやはり、出演者の皆さんの演技がどの方も秀逸でした。
    國村さんももちろん絶賛されるに値する演技で、
    韓国の名優に混じっても、全く違和感のない素晴らしい演技でした。

    観るのを迷う作品は、あとはタイミングですよね。
    もしその機会がありましたら、気持ち悪いんだと思って観て頂くといいかと…。
    是非に、と言えないのが苦しいところです(´艸`)

      • sokjon2016
      • 2016年 12月 04日

      NICOさま
      コメントありがとうございます!
      『哭声/コクソン』、もうご覧になったのですね!
      予告編通りの、不気味な作品なんですね…。
      こんなに不気味そうな映画がヒットしているってすごいですね。

      クァク・ドウォンは、ドラマ「グッド・ドクター」でも
      いい人ではない副医院長で、
      映画「弁護人」でも、最悪に悪い人の役だったので、
      どうも、悪い人の顔に見えてしまいます。

      ファン・ジョンミンさんと国村さんは見たいのですが、
      私にとってはハードル高い映画映画です…。
      日本の上映時には、悩みそうです。

      いつもありがとうございます!!

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