ネットフリックスドラマ『広場』ソ・ジソプの顔をしたマ・ドンソクのアクションノワール

ソ・ジソプさんのドラマ『広場』が6月6日にネットフリックスで公開されました。全7話、1話が40分くらいなので1日で完走できてしまいます。ソ・ジソプさんの相変わらず憂いを帯びた眼差しが魅力的でしたが、ドラマ自体は「うーーーん」という感じでした。
ドラマ『広場』
2025年6月6日公開 ネットフリックス
キャスト
ナム・ギジュン:ソ・ジソプ
(引退したヤクザ、復讐のためカムバック)
ナム・ギソク:イ・ジュニョク
(ギジュンの弟、兄引退後に組織のナンバー2)
あらすじ
チュウン・グループとポンサン・グループという大手ヤクザ組織がある。
もとは一つの組織だったので、それぞれ顔見知りでもあり共存している。
チュウンのナンバー2であるギソクが殺され、ギソクの兄が復讐に立ち上がる。
誰が、何のためにギソクを殺したのか・・・
予告編はこちら。
原題は 광장:広場
日本語の「ひろば」って、漢字の訓読みなんですよね。
音読みしたら「コウジョウ」で、
韓国語の광장クァンジャンと、ちょっと音が似ているのですが。
原作のウェブマンガがものすごく人気なのだそうです。
そして、ウェブマンガのファンたちは、ドラマ化されてこの作品を、
かなり批判しているようです…。
ドラマ『広場』のみどころ
まず、キャストが超豪華です。
主演のソ・ジソプさんは、
『ごめん、愛してる』以来のトップスターで、
『主君の太陽』も大ヒットでした。
弟ギソク役のイ・ジニョクさんは
『秘密の森』でブレイクして、マ・ドンソクさんの
映画『犯罪都市』シリーズにも出演。
チュウン・グループの親分の息子役のチュ・ヨンウ
『トラウマコード』の「肛門君」ですよね。
それ以外にも、出て来る人みな
どっかで見たことのある、芸達者な人ばかり。
全7話というコンパクトさもあって、
飽きずに一気見できます。
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ドラマ『広場』残念な点
アクションシーンが単調
ソ・ジソプが無敵の強さです。
アキレス腱を切っているので、歩くのが不自由なのに、
つったったままで、パンチの迫力だけで何十人となぎ倒していきます。
ジソプの顔をしたマ・ドンソク。
アクションノワールなので、
戦いのシーンがとても多いのですが、
ドラマとはいえ、現実離れしすぎな気も。
一人で100人くらい相手にして勝ってしまうのですから。
こちらには「アキレス腱」というハンデがあるのだから、
秘密兵器とか、特殊技のようなものがあってもよかったのに。
後半、単調な戦闘シーンにちょっと飽きてしまいました。
人物の背景が見えてこない
それほどの戦闘力をもつギジュン。
なんでこんなに強いんだろう?
と不思議だけど、なんの説明もありません。
全体的に登場人物の背景がわからないので、
ただ闘っているだけになってしまって残念でした。
チュウンVSポンサンだけれど、
もともと一つのグループだったので、
それぞれ友達やら知り合いがいます。
もうちょっとそういう人間関係の葛藤が描かれていたら
おもしろかっただろうと思います。
たとえば、
ネット情報をあやつっていたシム・ソンウォンという人がいましたが、
ギジュンに対してイヤイヤ協力したり、最後は助けてくれたり。
この人は存在に「説得力」がありましたね。
「広場」ってなに?
ドラマのタイトルでもあるのですが、
見終わってふと
광장:広場
ってなんだったんだろう?
と首をひねりました。
なんとなく、ヤクザ社会の「なわばり」っぽい意味なのだろう
とは思いますが、ドラマのタイトルになるほど
物語の中でキーワードではありませんでした。
大人気らしいウェブマンガが原作なのですが、
原作には出てこない人が、ドラマには出て来るそうです。
結構、原作に手を加えているようですね。
そうすると、ちょっと原作、読みたくなります。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
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