【ちょっとひと息】中川家の漫才、ソウルの焼肉屋のコントの韓国語は本物?

sunglasses-594353_640

先日、姉から「これ、ホントの韓国語?」と動画が送られてきました。

スポンサーリンク

中川家の漫才「ソウルの焼肉屋」

送られてきたのは、こちらの動画です。
画像をクリックすると動画になります。
7 (2)

「ホントの韓国語?」に対しては、「ニセモノです」が答えになります。
一か所、막걸리 주세요(マッコリチュセヨ)、
「マッコリください」というフレーズが入っていたり、
아니,아니(アニ、アニ)「いや、いや」とか
일본말(イルボンマル)「日本語」とか、
この方、「旅行ガイドブック」などで、ちょっと韓国語知っているのかな?
という感じです。

漫才やお笑いに解説は無粋ですが

「韓国語っぽく聞こえる」というのも大事ですが、この漫才の笑えるポイントは、
「韓国人っぽく見える」ことのほうに重きがあるのでしょう。

大声でしゃべる、
客がいても、誰かとしゃべっている、
お客さんの話を聞いてない、

という印象を具体的に表しているのでしょう。

ステレオタイプ

漫才やお笑いのネタになるものに、「ステレオタイプ」があります。
昔、マンガに描かれる「日本人」といえば、「メガネ+出っ歯+首からカメラ」だったように。

韓国のおばちゃんの「ステレオタイプ」は、
「パンチパーマ+派手な柄物の服+大声」というところでしょうか。
動画の漫才の人は、ちょっとパンチパーマっぽくみえますので、
あと、柄物の服を着ていれば、完璧でしたね。

元祖インチキ外国語はタモリさん

「徹子の部屋」の年末最後のお客さんといえばタモリさんでした。
そこで披露された「四か国語麻雀」とか、「多国語ではとバスガイド」など、
今でも動画で見られます。
とりあえず、「はとバスガイド編」

9 (2)

21秒から日本語、50秒からドイツ語、1分07秒からロシア語、
1分25秒からスペイン語、1分48秒から中国語、2分20秒から韓国、
3分02分から北朝鮮、以上の7種類です。

〇〇語っぽく聞こえる理由

まず、それぞれのイントネーションに特徴がありますね。
中国語の四声、声調っぽさとか、逆にロシア語の平坦さとか。

そして、スペイン語だと「パスタ」とか、中国語で「シェシェ」など、
多くの人が知っているポピュラーな単語がちょっと入っていたり。

韓国語っぽさ

韓国語は、より細かく聞いてしまいますが、
助詞の後ろで区切るとか、文末の「ニダ」とか、助詞の「ヌン」とか、
韓国語をよく聞いているんだなあと思いました。
そして、よく歌うんですよね、確かに。

北朝鮮っぽさ

韓国語と北朝鮮の対比というのでも笑わせています。
北朝鮮といえば、国営放送のアナウンサーが独特の調子でしゃべっている印象が、
ステレオタイプになっていますね。
それとともに、「独裁国家」から持つ「なんでも禁止」というイメージも利用して、
手でバツを作ったり、ここらへんもうまいなあ、と思います。

tamori1

まとめの感想

インチキ外国語も、モノマネの一つだと思いますが、
モノマネが上手な人は、耳がいいのだとよく聞きます。
「中川家」やタモリさんの芸をみていると、
耳の良さも重要ですが、あと観察力が優れているなあと思います。

外国語の習得も、モノマネの要素があるとおもいます。
「〇〇語らしさ」を生む、イントネーション(抑揚)とか、
息継ぎするタイミング(文の切れ目)とか、
発音以外にもポイントがありことがわかります。

いずれにしろ、タモリさんは天才だなあと改めて思いました。

よろしかったらお願いします!

韓国語ランキング

自己紹介はこちら

最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆さまの韓国語の勉強に少しでもお役にたちますように!

スポンサーリンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメントは利用できません。
2024年11月
« 10月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

カテゴリー

ページ上部へ戻る