話題作『D.P.シーズン2』全6話を見ての感想

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7月28日に、待ちに待った『D.P.シーズン2』が公開されました。3話ずつ、2日間で全6話を見ました。

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『D.P.シーズン2』

ネットフリックス 2023年7月28日公開
3

脱走兵を追跡して連れ戻す任務を担当するDP。
軍内の深刻ないじめをリアルに描いたシーズン1の続き。

本当にシーズン1の続きなので、
シーズン1を事前に見ていることが大前提になります。

また、シーズン1の公開から2年経っているので、
私はシーズン2の第1話を見て、
誰が、何をして、どうなったんだっけ??
と意外と内容を忘れていたので、
あわてて第5話と第6話を見直しました。

予告編
(画像をクリックすると動画になります)
6 (5)

ざっくり感想

面白かったし、周囲にもお勧めできます。
でも、シーズン1よりも「非現実的」という印象をもちました。

シーズン1では、
軍で起きている「いじめ」「暴力」について、
見た人がPTSDに苦しむくらいに、リアルだったと言います。
そして、軍隊に限らず、
そういう暴力を「傍観」していた人々も
共犯者であり、
「傍観」も暴力がなくならない原因だ
という告発でもありました。

シーズン2では、
軍隊内での「いじめ」「暴力」に加えて、
それら軍にとって都合の悪い事実を
縮小化、隠蔽する軍組織を描いています。

つまり、スケールが大きくなった分、
DPとその上司たちが、組織にたてつく
というストーリーが、あまりに非現実的に感じられました。

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見どころ

若干の不満はあっても、
十分に見ごたえがありました。

チョン・ヘインとク・ギョファンのカップル?
は、相変わらず相性よくて、ずっと見ていたくなります。
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第4話 불고기 괴담(焼肉の怪談)で
非武装地帯の監視所で起きた地雷死亡事件について、
それぞれの登場人物が語る事件の真相(推理)が、
その人の立場によって、まったく異なるのが興味深かったです。
芥川龍之介の『藪の中』のように。

第6話の最後に、
シーズン1、最悪のいじめ加害者ファン・ジャンスが、
除隊後、普通に平凡な大学生になっている姿が映ります。
軍隊に行っていなければ、ファン・ジャンスもただの大学生だった
軍隊の異常な体質が、いじめ加害者を生むのだ
(だからといっていじめや暴力が正当化されるわけではありませんが)
というメッセージだったと思います。
印象的でした。

そして、第6話最終回が終わった後、
クレジットが流れますが、
途中で、おまけ映像がありますので、お見逃しなく。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆さまの韓国語の勉強に少しでもお役にたちますように!

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