韓国ドラマをもっと楽しむために!「コネ入社」の韓国語『ミセン』のセリフで確認

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先日の市民講座で、「落下傘」が話題になりました。

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『ミセン』第一話

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ドラマの第1話は、主に登場人物紹介です。
主人公のチャン・グレ。
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ちょっと意地悪いっぽいハ代理が、チャン・グレについて説明してくれました。
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아, 저기 친구가 그 친군가 보네.
오과장네 인턴이요. 누군지 모르겠는데 낙하산.
ああ、あいつがあれか。
オ課長のところのインターン。だれだか知らないけど、落下傘

「落下傘=パラシュート」は、韓国ドラマでよく出てくる言葉です。

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落下傘はパラシュート

小学館の「朝鮮語辞典」で「낙하산」をひくと、
落下傘、パラシュート
としか、出てきません。

韓国国立国語院の「標準語大辞典」は、立派なイラストつきです。
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1番目の意味に「パラシュート」。
2番目の意味に、
채용이나 승진 따위의 인사에서, 배후의 높은 사람의 은밀한 지원이나 힘을 비유적으로 이르는 말.
採用や昇進などの人事で、高い地位の人が背後で支援することを比喩的にさす言葉。

例:낙하산 인사(落下傘人事)
낙하산을 타고 부장이 되다.(落下傘に乗って部長になる)

チャン・グレは専務のつてで、会社に入ったので、
まさに「落下傘インターン」です。
日本語でいえば、「コネ入社」にあたるでしょうか。

「一流大学に入って、一流企業に就職する」というのが
人生での成功
と考える人は多くいます。
でも、一流大学も一流企業も狭き門です。

勉強や仕事ができても、コネがないから出世できない。
能力のないヤツが、コネひとつで出世していく。

韓国ドラマでよく見る背景です。
そういう場面で登場する単語が
낙하산 落下傘
です。

日本語の落下傘

日本語で「落下傘」が比喩的に使われるのは、主に選挙の時です。
ウィキペディアにも出ていました。

落下傘候補(らっかさんこうほ)とは、
主に地方区制の国政選挙や都道府県知事選挙で、その土地に地縁、血縁の無い人間が立候補すること。 またはその人本人を指す言葉。

日本語だと、地縁・血縁がない人間が落下傘で降りてくるけれど、
韓国語だと、地縁・血縁に乗っかかった人間が落下傘で降りてくる。

日本語は「コネがない」象徴で、
韓国語は「コネそのもの」の象徴になるんですね。
意外な場所に突然登場する、というのだけが共通点です。

「パラシュート」は本来の意味、空から降りてくる道具で、
「落下傘」というと、突然登場する人物の比喩、
という区別がなんとなくあるようです。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆さまの韓国語の勉強に少しでもお役にたちますように!

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