『主君の太陽』最終回の、不動産交渉が面白い

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市民講座の教材に『主君の太陽』を使っていましたが、いよいよ終わってしまいます。

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『主君の太陽』最終回、ビルの購入

幽霊が見える能力を持つようになった原因を探す旅から帰ってきたテヤンは、住んでいたアパートをビルごと買おうとします。
チュグンとの関係を「幽霊からのシェルター」という頼り・頼られる関係から、対等な関係として再スタートするために。

ところが、そのビルは先にチュグンが購入していました。テヤンはチュグンからビルを買わなくてはならないのです。
チュグンはテヤンに「持ち主の男(自分)に電話して交渉しろ」と勧めます。

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字幕
うまく丸め込めばまけてくれる。

セリフ
구워 삶으면 깎아줄지도 몰라.
よく焼いて茹でれば負けてくれるかもしれない。

日本語で「煮ても焼いても食えない奴」という表現がありますが、
韓国語だと「煮たり焼いたりすればどうにかなる」んですね。

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字幕
あの男はちょろいぞ。

セリフ
내가 그 남자 잘 아는데 완전 호구야.
その男を知っているが、完全に虎口だ。

호구(虎口)を小学館の「朝鮮語辞典」でひくと、
1.非常に危機的な状況
2.(囲碁で)三方が囲まれている状態

なのですが、韓国の辞書には、三つ目の意味が出ていました。

어수룩하여 이용하기 좋은 사람을 비유적으로 이르는 말.
単純で利用しやすい人を比喩的にいう言葉

「朝鮮語辞典」を引いた時点では、「ちょろい」に結びつきませんでしたが、
1番目と2番目の意味から無理やり連想しようとすれば、
危機的な状況にいるからなんでも言うことを聞く
と解釈できなくもありません。

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投機目的の不動産物件

テヤンが部屋から出て行ったあと、チュグンがこのビルを購入した目的について、キム室長に説明しているところ。
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字幕
居座りが一番目の理由です。

セリフ
알박이 목적이 1순위
アルバギ目的が1番目

この알박이(アルバギ)、辞書にも出ていないので調べたところ、
不動産用語サイトにありました。

개발 예정지의 땅 일부를 먼저 사들인 뒤 사업자에게 고가로 되파는 부동산 투기 수법을 속칭 ‘알박기‘라고 한다.
開発予定地の土地の一部を先に買い、事業者に高値で買い取らせる不動産登記手法を俗に「알박기(アルバッキ)」という。

알박기(アルバッキ)が、알박이(アルバギ)になっていますが、
この意味で間違いないでしょう。語源がなんなのか、気になります。

二番の理由もあります。
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字幕
「ある人が揚平の別荘より安らげるから」は、二番目です。

セリフ
누구 돌아오면 양평 별장보다 더 쉬기 좋다고 할 것 같다서가
2위였어요.
ある人が戻ったら、揚平の別荘より安らげそうだから、が
2番目でした。

以前11話、ライバル社ジャイアントモールの会長の幽霊のときも、
揚平(ヤンピョン)が出てきて、テヤンも「うわ!」と反応していました。
「揚平」で検索して出てくる画像です。高級別荘地のようですね。
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ソウルから車で東に1時間半いったところにあるそうです。別天地ですね。

この不動産交渉の場面、DVDを何度も停止させて、セリフを確認しました。
不動産関係の専門用語を使う縁はないと思いますが、
알박기(アルバッキ)なんて言葉を知っていると、格好いいですね。

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