いよいよクライマックス!『暴君のシェフ』歴史は変わるのか?!

『暴君のシェフ』が第10話まで公開されました。視聴率も着実にみぎかた『暴君のシェフ』が第10話まで公開されました。視聴率も着実に右肩上がりで、日本のネットフリックスでも1位です。
ドラマのタイトルは『暴君のシェフ』ですが、
ドラマの中のイ・ホンは全然暴君じゃありません。
モデルになっている歴史上の人物ヨンサン君も暴君として名を残していますが、
母親の仇をうつまでは、普通の王様だったそうです。
『暴君のシェフ』ざっくり史実はこちら↓
それにしても、
ヨン・ジヨンの朝鮮史の知識がハンパないですね。
ジヨンが歴史に詳しくて、
これから先に起きること=イ・ホンの末路
を知っているからこそ、彼を助けるために活躍できるわけです。
そんなわけで、ジヨンが知っている
これから先に起きること
キーワードをもとにご紹介します。
血の付いた衣
10話の最後に、チェサン大君が
血の付いた衣を手に入れた
と勝ち誇った顔をしていました。
血の付いた衣
피 묻은 적삼:ピ ムドゥン チョクサム
*적삼(チョクサム)は、チョゴリの一種です。
イ・ホンの生母が殺された時に流した血がついた服
これをイ・ホンに見せれば、母親の復讐をするために
自身の祖母や義理の母たちを殺そうとするだろう。
そうしたら、イ・ホンを王の座から引きずりおろせる。
というのがチェサン大君の企みです。
これまでこの時代を描いた歴史ドラマでは、
血の付いた衣
は、定番の小道具のようです。
でも正式な歴史記録には「血の付いた衣」の存在は明記されておらず、
民間の誰かが書いた「物語」で事実ではないらしい。
でもそれを基にした小説やドラマが多く作られているので、
ずいぶん広く知り渡ってしまったそうです。
チェサン大君
ドラマでのラスボス?
歴史上のチェアン大君がモデルです。
側室カン・モクチュをイ・ホンに引き合わせたのが、
チェサン大君(チェアン大君)
チェサン大君は、とぼけたキャラを演じていますが、
歴史上のチェアン大君は、実際にうつけ者だったそうです。
そして、歴史上の갑자사화(カプチャサファ:甲子士禍)の首謀者は
チェアン大君ではありません。
ただ、チェアン大君は、王様の息子として生まれたのに、
自身が4歳の時に王が亡くなり、
あまりに幼いということで王位を逃してしまったそうです。
そういう背景があるので、
この時代を扱う小説やドラマの中では、
暗殺されないように「うつけ者」を演じている
「うつけ者」を演じながら王位を狙っている
というように描写されることが多いようです。
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チンミョン大君
今回、ヨン・ジヨンが作った料理を食べて死にかけた
チンミョン大君は、
歴史上のチンソン大君がモデルです。
イ・ホンが血の付いた衣を見て激怒し、
母親の仇をうった갑자사화(カプチャサファ:甲子士禍)を起こしたことで、
王に反対する勢力が、クーデターを起こします。
その反対勢力が担いだのが、チンソン大君。
つまり、イ・ホンの次の王様になる人です。
このクーデターの名称
중종반정(チュンジョンバンジョン:中宗反正)
は知っている人多いでしょうが、
중종(チュンジョン:中宗)は王になってからの名称で、
即位前の名前、チンソン大君(ドラマではチンミョン大君)までは、
みんな知らないんじゃないかと。
ヨン・ジヨンがチンミョン大君を紹介されたときに、
この子があの!!!
という反応をしていたので、
どれだけ歴史に詳しいんだ!
とつっこみをいれたくなった視聴者、多かったのでは笑
歴史は変わるのか!?
これまで、イ・ホンがとても魅力的に描かれているので、
彼が暴君にはならないでしょうけれど、
ジヨンとイ・ホンが結ばれるためには、
イ・ホンが良い王となって(つまり歴史が変わって)
ジヨンが朝鮮時代に残ってハッピーエンド
もしくは
イ・ホンが策略に嵌って暴君として記録され
ジヨンとともに未来に移動してハッピーエンド
のどちらかでしょう。
最終回がどうなるのか、楽しみです。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
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