ソン・ジュンギのドラマ『ヴィンチェンツォ』とりあえず、タイトルについて。
ネットフリックスで始まった『ヴィンチェンツォ』、この時期公開のドラマは舌を噛みそうなタイトルばかり。『シーシュポス』とか。
『ヴィンチェンツォ』
TVN放送2021年2月20日から4月25日
キャスト
ヴィンチェンツォ:ソン・ジュンギ
ホン・チャヨン:チョン・ヨビン
チャン・ジュヌ:オク・テギョン
あらすじ
イタリアマフィアの弁護士をしていたヴィンチェンツォが、
韓国にやってきた。
古いビルの地下に隠した金を回収するのが目的だが、
ビルの住民たちと過ごすうちに、大きな事件に巻き込まれていく…。
ソン・ジュンギが悪役?ということで、
あまり期待していませんでした。
第4話まで見たところ、やはり
ソン・ジュンギが悪態ついても、なんだかなー
でしたが、物語のほうは、
回を重ねるごとに面白くなっていきます。
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主人公の名前
このドラマのタイトル、日本語では
ヴィンチェンツォ
でも、韓国語のタイトルは
빈센조:ビンセンジョ
ドラマのポスターにあるアルファベットのタイトルを見ると、
Vincenzo
主人公はイタリア育ちという設定ですから、
日本語のタイトルはイタリア語式の発音で
ヴィンチェンツォ
ですね。
韓国語でも、イタリア語式に表記しようとすれば
빈첸초:ビンチェンチョ
のようにできるのですが、
빈센조:ビンセンジョ
にしています。なぜでしょう。
ドラマの第1話で、
クムガプラザを見て回った後、
ユン・ホチャン弁護士とあいさつする場面があります。
금가프라자 개발 반대 위원회 위원장인
홍유찬 변호사라고 합니다.
クムガプラザ開発反対委員会委員長の
ホンユチャン弁護士といいます。
저는 빈첸초 까사노 변호사라고 합니다.
私はビンチェンチョ・カサノ
弁護士といいます。
名乗った後、周りの住民たちが、
なんだって?
と名前が聞き取れないとざわざわするので、
영어식으로 편하게 불러 주세요.
英語式に簡単に発音してください。
빈센조 까사노
ビンセンジョ カサノ
と言っています。
つまり、日本語のタイトルはイタリア語式
韓国語のタイトルは英語式の発音になっている
ということです。
第4話まで視聴した時点での印象にすぎませんが、
ホン・ユチャン弁護士の娘
ジャヨンが、儲け主義の弁護士から、
正義の弁護士に変わろうとしています。
ビンセンジョ弁護士も、マフィア弁護士から、
弱者のために働く弁護士に変わろうとしています。
マフィア的弁護士=ヴィンチェンツォ
弱者のための弁護士=ビンセンジョ
という意味が込められているのかな、
と思いました。
だんだん面白くなってきたと思ったら、
視聴率も回を重ねるごとに伸びてきていて、
第4話で10%を超えました!
これからも楽しみです。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆さまの韓国語の勉強に少しでもお役にたちますように!
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