パク・ボゴム『ボーイフレンド(ナムジャチング)』見終わっての感想

seagull-1209875_640

時間が束になって飛んでいきます。あっという間に1月が終わるのに、寒さは一向に飛んで行かない。夏は一瞬で終わるのに、冬って長いですね。韓国のドラマも、俳優さんの息が白く煙る冬の物語の方が、圧倒的に多いような気がします。

スポンサーリンク

『ボーイフレンド(ナムジャチング)』キャストとあらすじ

1
放送:2018年11月28日から2019年1月24日(全16話)
脚本:ユ・ヨンア
(「タンタラ」の人です)
キャスト
スヒョン:ソン・ヘギョ
ジニョク:パク・ボゴム

あらすじ
有力政治家の娘で、財閥子息と離婚し、ホテルの経営者であるスヒョンと、
明るく思いやり溢れる性格で、スヒョンのホテルに入社したジニョクが、
親の反対、財閥とホテルの葛藤などにぶつかるラブストーリー。

思ったほど話題にならなかった理由

パク・ボゴムとソン・ヘギョ主演となれば、
嫌でも期待値が高まります。
が、ふたを開けてみると、第2話が最高視聴率(10.3%)で、
その後、視聴率は下落し続けるという数字が表すように、
期待はずれ!!!
だったわけです。

白馬の王子が女性になっても

これまで韓国ドラマで多かった
財閥御曹司と不遇な女性のシンデレラストーリー
という設定をひっくり返して、
地位もお金もある女性と部下である男性の
のストーリーでした。

従来のシンデレラストーリーでは、
不遇な女性は、
〇男性の迷惑になるまいと身を引こうとするけど
〇男性の真の愛情に心動かされ自信を持つようになる
という「受身」でした。

『ボーイフレンド』は、男女の社会的地位がひっくり返って、
ソン・ヘギョが演じるスヒョンが会社代表で相手男性の上司であっても、
〇男性の迷惑になるまいと身を引こうとするけど
〇男性の真の愛情に心動かされ自信を持つようになる
この部分は、従来と全く同じ。
恋愛でも、仕事のトラブルでも、部下で年下のジニョクが主導するんですね。

周囲の人物が古臭い

スヒョン(ソン・ヘギョ)とジニョク(パク・ボゴム)の、最大の障壁は
親の反対。

スヒョンの母親は「娘は夫の出世のための道具」だと公言し、
スヒョンの元姑(財閥会長)も、会社の利益になる限りは元嫁を手放さない。
ジニョクの母親は「身分違いは不幸の元。息子と別れてくれ」とスヒョンに告げる。

これまでのドラマでさんざん見せられて食傷しているけれど、
イマドキ、こんな人々が、いるのかしら。
飽き飽きした、現実味のない登場人物なんですよね。

スポンサーリンク

何より展開が遅い

最近おもしろかったドラマは、
『私の後ろにテリウス』と『アルハンブラ宮殿の思い出』

たくさんドラマを見ているわけではないので、
他にも面白い作品がたくさんあると思いますが、
私が見た中では、この2作品です。

ストーリーの進みが早く、予測不能な展開
「この先どうなるの!?」という緊張感が面白さでした。

もちろんジャンルが違いますから、『ボーイフレンド』の二人は
ゆっくりゆっくり近づいて、
ゆっくりゆっくり邪魔が入ってきて、
ゆっくりゆっくり悩んで、
ゆっくりゆっくり克服していきます。

それでも、このドラマを見続ける人々は、私も含めて、
ドラマが目的ではなく、パク・ボゴムの笑顔が目的なので、
ストーリーの展開は諦めて見ていたのだと思います。

パク・ボゴムが、動いてしゃべって微笑んでくれれば満族。
というか、それしかないドラマ・・・?でした。

期待が大きかったので、その分、辛口になってしまいました。

よろしかったらお願いします!

韓国語ランキング

自己紹介はこちら

最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆さまの韓国語の勉強に少しでもお役にたちますように!

スポンサーリンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

2024年3月
« 2月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

カテゴリー

ページ上部へ戻る