いよいよスカパーでスタート『六龍が飛ぶ』、韓国の新聞記事から見どころ紹介

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私は見られませんが、いよいよ『六龍が飛ぶ』がスカパーで始まります。

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『六龍が飛ぶ』に関する京郷新聞の記事を日本語にしてみました。
全文ではなく、抄訳です。
2015年9月29日掲載なので、韓国での放送前に書かれた「みどころ」紹介のような感じです。

六龍

『六龍が飛ぶ』放送6か月間で何を見せてくれるのか

ホ・ナムソル記者

SBSは、時代劇『六龍が飛ぶ』を全50回で来月5日から放送する。MBC『善徳女王』とSBS『根の深い木』を共同執筆したキム・ヨンヒョンとパク・サンヨンが再びタッグを組む。

この脚本家はヒットメーカーなんですね。『善徳女王』は未見なので、見てみたいです。

チョン・ドジョン、イ・バンウォンにとって権力とはなんだったのか

『六龍が飛ぶ』というタイトルは、朝鮮4代目の王、世宗の時代に、朝鮮の建国をほめたたえる目的で作られた「龍飛御天歌」の第1章の最初の句からとった。
『六龍が飛ぶ』タイトルの由来

ドラマは、イ・ソンゲら朝鮮の建国に貢献した6人の人物(六龍)を主人公にしたもの。同じ作家の前作、世宗の時代を描いた『根の深い木』は、そのタイトルを「龍飛御天歌」の第2章からとっているので、『六龍が飛ぶ』はまさに、その前編であるとみられている。

『根の深い木』も「龍飛御天歌」からタイトルを取ったとは知りませんでした。
「龍飛御天歌」というものの内容を、もっと知りたくなりますね。

二人の作家は「根の深い木を制作してから、チョン・ドジョンとイ・バンウォンが、どういう思いで力を合わせ新しい国を建てたのかが気になりだした」という。

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また、『根の深い木』では、「君主の政治」を王や臣下、民衆など、さまざまな視点から観察したが、『六龍が飛ぶ』では、6人の権力者の話に話を集中させている。

『根の深い木』は、王が国を治めるのがいいのか、内閣制がいいのか、民衆が政治に参加するのがいいのか、など「国のありかた」が議論されていました。
一番好きなドラマ『根の深い木』

キム・ヨンヒョンは、「前作では権力と政治の本質を語ったが、今回は登場人物それぞれに政治と権力とはなんなのかを考えてもらった」という。

現実の政治にメッセージをなげかけるファクション

これまで多くの時代劇が高麗末から朝鮮初期を描いてきた。旧体制の悪習に対抗する新進勢力の闘争が繰り広げられるこの時代そのものが、ドラマの核となる「葛藤」をはらんでいるからだ。

激動の時代は、時代そのものがドラマだというのは、そうですね。なるほど日本では、幕末・明治維新モノの作品が多い、というのと同じですね。

『六龍が飛ぶ』は「正統時代劇」というよりファクション(歴史的事実に想像を入れこんだ時代劇)に近い。

事実(fact)と虚構(fiction)で、ファクション。「事実をもとにしたフィクション」?ドキュメンタリーでない以上、フィクションだと思うのですが・・・。

また、新進勢力が主張した「改革」というテーマは、おのずと「現在形」で解釈され、話題を呼びやすい。
『根の深い木』では、一部の登場人物が実際の政治家と比較されることがあった。
キム・ヨンヒョンは「意図したわけではないが、日ごろ考えていることが自然と出てしまうのだろう」と言っている。

『根の深い木』でそんなことがあったとは。韓国政治をリアルタイムで追っていれば、もっとドラマを楽しむことができるのでしょうね。

名俳優「六龍」が繰り広げるキャラクター対決

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二人の脚本家は『六龍が飛ぶ』をキャラクタードラマだと言っている。
キム・ヨンヒョンは、「六龍は、朝鮮建国という大きな枠ではたがいに足並みをそろえるが、それぞれの事情やドラマ、存在理由をもった人物」だという。
ひとりの主人公が大きく目立つのではなく、6人それぞれの内面とそれぞれの関係をつなぐ過程を描くことに力点が置かれる。
キム・ミョンミン、ユ・アイン、チョン・ホジンら、強烈な個性をもつ俳優が一堂に会するのだから、期待は大きい。

歴史のダイナミズムだけでなく、個人の物語にも注目!ということですね。
人物相関図をみると、恋愛要素もあり、三角関係あり・・・。

中でも「六龍」のうち、歴史上、実際に激しく対立したチョン・ドジョンとイ・バンウォンに注目が集まる。
キム・ミョンミンはKBS1のドラマ『不滅のイ・スンシン』で高く評価されているし、ユ・アインは現在上映中の映画『思悼(サド)』で「悲運の王子」の演技が好評だ。二人の俳優の好演が楽しみだ。

歴史ものが好きな人、恋愛ものが好きな人、政治談議が好きな人、俳優を見たい人、
それぞれ満足させられる!?なんて、ありえるのでしょうか。

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