チョン・ヘイン×キム・ゴウンの映画『ユ・ヨルの音楽アルバム』
ドラマ『トッケビ』で、キム・ゴウンの初恋の相手だった「テヒオッパ」のチョン・ヘイン。この二人が主人公です。とても楽しみにしていました。ネットフリックスで公開されています。
映画『ユ・ヨルの音楽アルバム』
2019年8月公開(韓国)
監督:チョン・ジウ
(キム・ゴウンのデビュー作「ウンギョ」の監督さん)
ミス:キム・ゴウン
(血のつながらない姉のパン屋で働く学生)
ヒョヌ:チョン・ヘイン
(少年院にいた過去をもつ青年)
あらすじ
少年院から出てきたヒョヌは、通りかかったパン屋でアルバイトを始める。
パン屋の娘のようなミスとお互い「いい感じ」になるが、
ヒョヌが軍隊にはいったり、ヒョヌの昔の仲間が邪魔したり・・・。
10年を経て、ようやく結ばれる。
90年代を懐かしむ映画
1994年から2005年くらいまでのお話で、
90年代という時代を描こうとしているのでしょう。
映画タイトルの「ユ・ヨルの音楽アルバム」も、当時のラジオ番組です。
時代ごとに「〇〇の音楽アルバム」とDJを担当する人の名前がつく番組。
ユ・ヨルさんは、1994年から2007年までを担当しました。
だから、この映画のタイトルだけ見ても、
「あ~、私の学生時代!」とか「あ~、ちょうど恋愛していた頃!」とか、
懐かしい記憶がよみがえる人々が多くいるのでしょうね。
そういう背景を共有していない私は、
ただただ、主人公たちの恋の行方に注目・・・。
そうすると、正直、あまり満足できませんでした。
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出会いも再開もすべてが偶然
二人の最初の出会いは、
少年院から出てきたヒョヌが、ミスの「パン屋」に入ってきたからですが、
なぜパン屋に来たかというと、
「豆腐」を買うため。
(韓国では刑務所から出ると豆腐を食べる、という文化があるのです)
映画のしょっぱなから、「え?」となりますね。
パン屋に豆腐が売ってるわけないじゃん!
ヒョヌの昔の仲間たちに軍隊に邪魔されたり、
ヒョヌが軍隊にはいったりして、二人が会えなくなるたびに、
おばあさんを家に送り届ける途中に偶然、ばったり再会したり、
ミスの仕事場の2階にヒョヌが仕事で出入りしたり、
あまりに都合よく偶然が起きます。
まあ、映画だから、それもアリかなと思うのですが。
出会いから10年間、
二人とも、ずーーっとお互いを思っていた、
というのは、現実にはあり得ないのではないか、と。
だって、「チョン・ヘイン」クラスのイケメンさんが、
10年間、キム・ゴウン一筋だ、というのは、
都合よすぎというか、私たちのファンタジーというか。
というわけで、ストーリーにはまったく没頭できないどころか、
あまりに陳腐な作品じゃないか、と毒づきたくなるほどでしたが、
チョン・ヘインの笑顔とキム・ゴウンの可愛らしさ
この二人のラブラブシーンを見るだけで、そこそこ満足してしまいます。
いいなぁ~。
この映画を作った目的も、時代背景云々より、
愛らしいこの二人を見せる
というのだったのかもしれません。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆さまの韓国語の勉強に少しでもお役にたちますように!
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