人気ドラマ『私たちのブルース』豪華キャストで、済州島方言がわかってくる?
『私たちのブルース』が始まりました。高校時代の青春とファーストキスの輝きが支えの、いまや40代のおとなたち。青春を終えた大人たちは苦い現実に傷だらけで、その傷をいやすのが青春時代の輝き? まさに『二十五、二十一』の後続ドラマという感じですね。
『私たちのブルース』
豪華キャストが話題の『私たちのブルース』。
もともと、『HERE』というドラマの作成が予定されていたのが、
コロナのせいで海外ロケが不可能になり、ドラマそのものが無期延期に。
主演の予定だったイ・ビョンホンが『HERE』の脚本家ノ・ヒギョンさんに
「他の作品を作って」と提案されて実現したそうです。
なんか、瓢箪から駒?な作品。
俳優さんたちも、コロナでの番狂わせが結構あるでしょうから、
今回の豪華キャストは、コロナが幸運に作用したのかもしれませんね。
予告編などはこちら
済州島が舞台
これまでのドラマや映画でも
済州島 제주도 チェジュド
が舞台になることはありました。
でも、済州島に旅行して出会ったとか、
最後の記念に済州島に旅行したとか、
昔の思い出が済州島にあるとか、
一時的な滞在地としての済州島でした。
『私たちのブルース』は、
ドラマの舞台そのものが済州島です。
まだ1話と2話までしか見ていませんが、
解散市場の日常風景を
かなり細かく時間かけて描写していたり、
済州島生まれ、済州島育ちの人々が
済州島方言で会話しているなど、
がっつりと「済州島ドラマ」
になっています。
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済州島方言
主人公のハンスは、
ソウルで長く働いているので、ソウルことばですが、
例えば、わかりやすいところでは、
第1話で、ハンスが妹夫婦の農場を訪ねる場面。
ハンスの妹が話しているのが、
済州島方言 제주 사투리 チェジュサトゥリ
です。
残念ながら、字幕にはそれが反映されていません。
済州島の方言がどういうものか、
韓国の各地方言を比較した動画があります。
画像をクリックすると動画になります。
比較している方言は、
全羅道 전라도 チョルラド
ソウル 서울 ソウル
釜山 부산 釜山
済州島 제주도 チェジュド
一番右側の人が済州島方言代表者です。
例えば、過去の疑問文
あああああ ソウル チェジュ
食べた? 먹었어? 먹언?
ああああ モゴッソ モゴン
来た? 왔어? 완?
あああああワッソ ワン
現在の疑問文だと、
あああああ ソウル チェジュ
何してる? 뭐 하냐? 뭐하멘?
あああああああムォハニャ ムォハメン
文末が「ン」とか「メン」が聞こえたら、
チェジュ方言
と思っていいでしょう。
『私たちのブルース』はネットフリックスなので、
いつでも見られるというメリットがあります。
上の方言動画で確認したのち、
第1話の、ハンスと妹の会話部分を見直すと、
字幕には現れないチェジュ方言を楽しむことができます。
実は・・・
はるか昔、30数年前、結婚していたころは、
子どもの父親の実家が済州島にあったので、
夏休み・春休みに帰省していました。
水産系ではなく、農産物系でしたが、
夜中から明け方の市場にも1回だけ行ったことがあります。
30年以上昔なので、今は全然かわっているでしょうけれど、
市場のせりや、方言が、ちょっとなつかしいです。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆さまの韓国語の勉強に少しでもお役にたちますように!
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