Disney+『ジョンニョン スター誕生』が面白いワケ キム・テリってすごい
今年一番のヒット作になるんじゃないかと思うほどおもしろい『ジョンニョン スター誕生』。ネットフリックスだったら話題沸騰だったろうに、Disney+でしか見られないというのが本当に残念です。
『ジョンニョン スター誕生』
2024年10月12日から11月17日 全12回 tvN放送
キャスト
ジョンニョン:キム・テリ
(木浦出身の天才的な歌い手)
ヨンソ:シン・イェウン
(有名声楽家の娘というコンプレックスをもつジョンニョンのライバル)
カン・ソボク:ラ・ミラン
(メラン国劇団の団長)
ムン・オクキョン:チョン・ウンチェ
(ジョンニョンを見出すメラン国劇団のスター)
あらすじ
ジョンニョンは歌が大好きだが、なぜか母親は歌うことを禁じる。
母親は昔、一流の国劇俳優だったが喉を潰したことで人生を失ったからだ。
しかしジョンニョンはオクキョンの誘いでメラン国劇団に入る。
劇団の中で、俳優としての誇り、皆で国劇を作り上げる協調性などを学び
仲間たちとともに成長していく
予告編はこちら
出演俳優たちが直接歌い、直接国劇を演じます。
俳優さんたちがどれほど準備して努力したのかが伝わってきます。
キム・テリさんは、「二十五、二十一」の時はフェンシングを、
今回は国劇や方言を3年間学んで準備したといいます。
キム・テリの天才っぷり
思い返してみると、
キム・テリはデビュー2年目の2016年、
映画『お嬢さん』でブレイクし、
2017年『1987』
2018年『リトル・フォレスト』
で大好評
(その後の2作はイマイチでしたが)
一方のドラマでは、
2018年の『ミスターサンシャイン』
の義兵
2022年の『二十五、二十一』
のキラキラ青春
2023年の『悪鬼』
の悪霊
2024年の『ジョンニョン』
の国劇俳優
出演作はまだ4本だけどすべて主演で
すべてがまったく異なるテイストで、
すべてが大成功しています。
特に「まったく異なるテイスト」
という部分で、キム・テリが
出演作選びに拘わりがあり
それが演技への情熱からきているから
準備を徹底してどんどん成長していくんだなあ
と、感嘆。
今回の役、ジョンニョンと重なります。
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オクキョンにも惚れる
でも実は、私が『ジョンニョン』にはまったのは、
ムン・オクキョンです。
문옥경 ムノッキョンと聞こえます。
オクキョンを演じるチョン・ウンチェさんは、
イ・ミンホさん主演の「ザ・キング」で初めて見たのですが、
役柄の魅力がイマイチで印象は良くありませんでした。
次に見たのがやはりイ・ミンホさんが出ている「パチンコ」で、
夫を待ちながら義理の妹を支えるけなげで美しい女性でした。
それが一転、今回のオクキョンは、
国劇の男役大スターの色気と
その地位に飽きている物憂げさと
ジョンニョンを後進として育てる懐の深さと
口角あげてほほ笑む笑顔の美しさ
とにかく格好いいんです。
国劇を見る楽しさ
「춘향전 春香伝」や「자명고 チャミョンゴ」など
(チャミョンゴ、昔パク・ミニョンさん出ていたドラマありました)
国劇のシーンが、想像以上に驚くほど長く映されます。
国劇は국극 クックッと聞こえます。
これは、韓国の国劇を見る機会がほとんどない日本の視聴者にとって
超お得なんじゃないでしょうか。
しかも、その舞台でジョンニョンや他の俳優たちの
出来、不出来が
視聴者にも伝わってくるのです。
あ~、そりゃあジョンニョン、怒られてしまうよな
という説得力があります。
いや~、この演出と出演者の実力が、
本当にすごいなあと毎回驚きます。
全12作で、すでに半分終わってしましました。
全部放送されたら、
ぜひ1か月だけDisney+に加入して見るという手もありますね。
待てば、ネットフリックスとかアマゾンプライムに来ないかなあと
期待してみますが。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
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2024年 11月 19日
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