【漢字の読み方⑨】「てふてふ」は「ちょうちょ」とよむのを利用して。
漢字の読み方シリーズ、ついに最終回です。あと1回あれば切り良く10回になるのですが、もう一回分、むりやり増やせるか・・・。
「てふてふ」とか「けふ」とか
古い小説などを読んでいると、旧仮名遣いが出てきますよね。
なつかしの「シークレットガーデン」オープニング。
てふてふ⇒ちょうちょ
けふ⇒きょう(今日)
というようにルビがふってあったり。
これらをローマ字でかいてみると、
tehutehu ⇒ tyoutyo
kehu ⇒ kyou
ehu が you になっています。
韓国語で応用してみると
これまでの【漢字の読み方】で、
ㅓとㅕの母音をeにする、というものがありました。
ㅂの子音は、ハ行、パ行、バ行に置き換えました。
パッチムのㅂを「フ」とよむと、
섭 sehu ⇒ syou ショウ
렵 lehu ⇒ lyou リョウ
と読む漢字で候補を考えてみることができます。
例えば
간섭 kan-sehu kan-syou カンショウ 干渉
밀렵 miツ-lehu miツ-lyou ミツリョウ 密猟
頭の中で置き換えるのは、なかなか難しいですよね。
これが当てはまるのは、これまでの「置き換え」に比べて、数も少ないので、
次の二つの漢字を覚えておけばよいかもしれません
업 gehu gyou ギョウ 業
子音ㅇはガ行の可能性があります。【漢字の読み方⑧】
협 kehu kyou キョウ 協、脅、侠など
子音ㅎはカ行、ガ行の可能性があります。【漢字の読み方⑥】
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読んでみましょう
기업
기업 ki-gehu ki-gyou キギョウ 企業
협박
협박 kehu-paク kyou-haク キョウハク 脅迫
비겁
비겁 hi-kehu hi-kyou ヒキョウ 卑怯
협약
협약 kehu-yaク kyou-yaク キョウヤク 協約
そういえば、업は、よく使う漢字です。
수업 授業
직업 職業
산업 産業
など。
この漢字ひとつで、「인간의 업(人間の業)」
という表現をすることもあります。
【漢字の読み方】シリーズ、いかがでしたでしょうか。
韓国語の学習に、少しでもお役にたてればうれしいです。
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