方言ラップ『八道江山』防弾少年団が楽しい
学生さんに、教えてもらったK-POPが予想以上に楽しかったのでご紹介します。
防弾少年団『八道江山』
名前は知っていましたが、曲を聞いたことはありませんでした。
でも学生さんが「歌詞が方言なんです」というので、どんなものなのかと検索してみました。
日本語歌詞つきの動画です。慶尚道の方言と全羅道の方言が色分けされています。
「運命のように君を愛してる」のハモハモ
慶尚道方言の歌詞の中に、ハモハモが出てきます。
方言だということがわかるように、日本語字幕は「せやせや」になっていますね。
ハモハモといえば、「運命のように君を愛している」に出てきた社長さん。
主人公キム・ミヨンさんの故郷、ヨウル島が慶尚道方面という設定でした。
社長さんの「ハモハモ」場面を探しながら、ミヨンさんとコニ氏に、またまた涙してしまいました~。
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方言ブーム?
「매일경제TV(毎日経済TV)」というニュースの2015年1月7日のニュース記事に、韓国芸能界の方言について、解説がありました。
日本でもそうだったと思いますが、韓国でも地方出身のタレントさんは、「標準語」を練習してテレビでは方言を使わない傾向がありました。
ところがドラマ『応答せよ1997』(2012)『応答せよ1994』(2013)で方言がブームのようになったと言われています。それ以来、方言キャラクターの芸能人が出てきたとか。
韓国歌謡界でも歌詞に方言を盛り込んだものがでてきていて、その一つが防弾少年団の「八道江山」。光州(全羅道)、大邱(慶尚道)出身のメンバーたちが直接歌詞を作ったそうです。
所属事務所の関係者によると、
「方言の曲をつくろうというのはメンバーのアイデア。地方出身のメンバーが多いので、方言ラップは自然な流れだった。他とは違う印象を与えられるし、コンサートで歌うと方言の面白さで一層盛り上がる」
そうです。
また、歌謡関係者は、
「毎日おびただしい数の歌が生まれている中で、人々の目にとまるような工夫をしなければならない。平凡な愛の歌より、方言という個性を打ち出すのはよい方法だ」
と解説しています。
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マーケティング戦略というのもあるでしょうけれど、
方言が大事にされるのはうれしいです。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆さまの韓国語の勉強に少しでもお役にたちますように!
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コメント
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方言ラップ♪面白い!楽しい!
名前しか知らなかった、今人気のグループ。
こんな楽しい楽曲唄っているのですね。
紹介ありがとうございます(*^_^*)
ハモハモ~今年見たドラマで記憶に新しい。
このドラマ見ている間、ミヨンさんみたいに
気持ちの綺麗な女の人に自分もなっているような?
良い感化受けていました。
方言の字幕見ると自分が話す大阪弁のように訳されているような
気がするのは気のせいでしょうか?
方言が大事にされる。愛されるのは嬉しいです^^
ぽむさま
イマドキのラップは歌詞が聞き取れないので、興味なかったのですが、これは楽しいですよね。
もとのユーチューブについている解説をみると、
「全羅道弁は京都弁、慶尚道弁は大阪弁を意識して訳してあります」
だそうです。
方言をどう翻訳するかは、答のない永遠の課題ですね。
「運命のように君を愛してる」も、教材で使いました。
最初はコメディすぎて乗れなかったのですが、終わってみれば名作でした。
ミヨンさんは女性からみても守りたくなりますよね~。
ビジュアルとキャラクターの総合点で、私はダニエルにずっと一票いれていました(笑)。