【慣用句】「ミスターサンシャイン」に出てくる鼻が90センチ?

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ようやく待ちに待った夏休みなのですが、普段より忙しいような。それでもドラマは欠かさず見ています。視聴率も着実に伸びている「ミスターサンシャイン」。おもしろいです。

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1900年代前半の情勢

『ミスターサンシャイン』の時代背景となっている1900年前半。アメリカ、ロシア、イギリス、日本などの列強がしのぎを削る中、朝鮮半島にも外国軍が入ってきます。
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祖国を守ろうと立ち上がる「義兵」を描く作品だといいますが、当時の大韓帝国にはまだ身分制度が残っていて、奴婢という奴隷、白丁という被差別民などがいました。

キム・テリ演じるヒロインのエシンは両班の義兵。
イ・ビョンホン演じるユジンは、アメリカに渡った奴婢。
ユ・ヨンソク演じるドンメは、日本に渡った白丁。

祖国のために命を懸けて戦う義兵。
愛国心を刺激するテーマですが、ユジンやドンメの視点が興味深いです。
守るべき祖国は、万人にやさしい祖国ではなかった。

慣用句「鼻が三尺」

さて、『ミスターサンシャイン』第1話から何度かでてくる「鼻が三尺」という慣用句があります。

코가 석자(鼻が三尺)

ここでいう코(鼻)は、鼻水のことで、
1尺が約30㎝とすると、
鼻水が90センチも出ている、という状態!

そんな状態なのに、自分で鼻水をふくのに忙しくて
他人に構ってられない!
という意味の慣用句です。

오비삼척(吾鼻三尺)という四字熟語で辞書に出ています。

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『ミスターサンシャイン』第4話

実際に使われている場面を見てみましょう。
『ミスターサンシャイン』はなぜか未だにクリップ動画がユーチューブに出てきていないので、音声がないのが残念ですが。

日本兵が韓国人の子どもからお金を奪おうとしています。
2

少女の弟が、通りがかったユジンに助けを求めます。
3
나으리, 도와주세요.
旦那様、助けて下さい。

5
우리 누이가 죽습니다!
姉が殺されます!

ユジンは両班の手によって両親が殺された幼き日を思い出して、
この少年に手を貸すことにします。

4
내가 지금 누굴 도울 처지가 아냐. 내 코 석자야.
人を助ける余裕がないんだ。自分で手一杯だ。

너 혹시 총알이 있어? 상부상조가 아니잖아.
お前、銃弾持っているか?相互扶助にならないだろ。

一旦冷たく突き放したものの、
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지금부터 내말 잘 들어.
이건 니 싸움이야. 난 돕는 거고.
よく聞け、これはお前の闘いだ。俺は手助けするだけだ。

ーーーーーーーーーー

ユジンのお陰で、姉と弟は助かったのですが、
この姉弟の「ご恩返し」が朝鮮の運命を変えることになる!
という展開です。

時代が時代なので性悪日本軍人が登場して、見ていて心が痛い場面もあります。
しかも、韓国人の俳優さんが演じるので、訛りの強い日本語です。
最初は、日本人役は日本人の役者さんを使えばいいのにと思いましたが、
訛りの強い日本語のお陰で、「フィクション」が強調されて、気が楽になります。
わざと、日本人の役者を使わなかったのかもしれません。

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