韓国文化院『話してみよう韓国語』東京大会を見てきました
韓国文化院が主催するスピーチコンテストは、2003年から始まり、今は全国7都市で大会が開催されているそうです。東京大会は12月5日に開かれたのですが、コロナのせいで無観客開催・・・。
スピーチ大会に学生さんが出場
非常勤で韓国語を教えている上智大学の学生さんから、10月の半ばに
スピーチコンテストに出場したいので添削をお願いします。
というメールが来ました。
学生さんが応募した韓国文化院のスピーチコンテスト
韓国語学習者が増えてきたのに伴い、
大学の学内や、
地方の韓国民団や、
この韓国文化院などで
韓国語スピーチコンテストが開催されるようになりました。
静岡では、大会運営に関わっていたこともあり、
学生さんや、市民講座の受講生に、
ぜひ出場してみましょう
と声をかけてきました。
特に学生からの反応は鈍いので、
最近、呼びかけすることはありませんでした。
そういう中で
スピコン出ます!
のメールは、本当にうれしいものです。
予選突破!
作文添削の依頼があったあと、
日本語と韓国語の作文原稿が届きました。
まずは、日本語の作文を添削。
内容の構成と、インパクトある表現をチェック。
日本語を固めてから、韓国語での表現を考えていきました。
大人になってからの第二言語習得は、
やはり母語でどれだけ表現できるかにかかっています。
11月6日が締め切りで、
11月24日に結果が通知されるとのこと。
過去の記録を見ると、
本選出場が10人のところ、
だいたい30人から40人くらいの応募があるようです。
3倍から4倍の競争率なら、十分希望はあるだろうと思いました。
そして、見事、予選通過!
ただ、コロナのため、
無観客開催というお知らせも一緒に入っていました。
出場者一組につき付き添い一人
スピーチコンテストの思い出と言えば、
静岡の市民講座の受講生が出場したとき、
講座のみなさんと一緒に、
応援ウチワを作って、
楽しく応援に繰り出したことです。
今回も、コロナでなければ、
同じクラスの学生さんたちと一緒に、
応援に出かけて、その後打ち上げ!
となればよかったのですが。
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無観客開催というのは、
主催者と出場者だけ
ということですが、今回は、
出場者一組につき、付き添い一人
参加できるという決まりでした。
一般スピーチ10人
スキット部門5組(10人)
ということは、
出場者20人+15人で、会場に35人
それにスタッフ加えて50人くらい?
それほど寂しくはないかな
と思っていました。
ところが、
一般スピーチ出場者8人
(出場辞退2人)
スキット部門出場者2組
(出場辞退1組)
付き添いは、私以外に一人?
全体で20人ちょっとで、
やはり無観客開催は、さびしいものでした。
スピコン審査のポイント
うちの学生さんは、残念ながら入賞を逃しましたが、
予選突破して、本選の舞台を踏んだことは、
とてもよい経験だと思います。
今回、優勝したスピーチは、
場面緘黙症(特定の場面で話せなくなる症状)
についての経験をつづったものでした。
韓国語との出会い
韓国での出会い
それによる自分の中の変化
というテーマがほとんどだった中で
目を引く内容でした。
また、審査基準は
発音・表現40点
内容構成40点
暗唱10点
質疑応答10点
発音の正確さが半分以上です。
ある程度の長さがある文章を読むときに、
おろそかになってしまいがちな部分、
濃音化・連音化・狭いオ/広いオの区別
などが厳しくチェックされました。
ゆっくりと、発音の正確さをアピールするのがよさそうです。
それにしても。
応募資格に、
韓国語学習歴2年以内、学習時間が100時間程度の者
とあります。
たった2年の学習で、
これだけのスピーチができるようになるのですから
韓国語って本当に勉強しがいのある言語です!
よろしかったらお願いします!
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆さまの韓国語の勉強に少しでもお役にたちますように!
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