日本での放送が楽しみなドラマ2本!『九尾の狐伝』と『驚異的なソムン』

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ここのところ、このブログに動画を埋め込むことができなくなり、あちこち調べているのですが原因を突き止められずにいます。せっかく訪問してくださったのに「ページが開けません」となってしまう方も多いと思います。申し訳ありません。

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今年のヒットドラマ

今年は韓国ドラマ豊作の年でした。
『愛の不時着』
『梨泰院クラス』
『サイコだけど大丈夫』
『スタートアップ』
などは、ネットフリックスでベストテン入りしていましたね。

ほかにも、韓国で社会現象にまでなった『夫婦の世界』
「応答せよ」シリーズの演出家が手掛ける『賢い医師生活』、
キム・ウンスク脚本だけど期待外れだった『ザ・キング』
続編で期待大だったけどイマイチだった『秘密の森2』
など、話題作も立て続きました。

『九尾の狐伝』

これから日本での放送が心待ちな作品を二つ、紹介します。
一つ目は、こちら。
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あらすじ
山の神である九尾の狐が、人間の娘に恋をする。
神の力を手に入れたい大蛇が、人間の娘に乗り移り
九尾の狐の命を狙うが、逆に退治されてしまう。

時が流れ、九尾の狐は初恋の女性の生まれ変わりを探している。
ようやく巡り合ったが、大蛇も生きながらえていた。
九尾の狐とその弟との葛藤、
大蛇を利用している欲深い人間などがからまりあう、
ファンタジーサスペンス。

イ・ドンウクが主演で、キツネを演じます。
『トッケビ』の死神役でブレイクした後、
医者や、弁護士などを演じていましたが、いまいち・・・でした。

今回の九尾の狐役は、死神なみにはまっていました!
イ・ドンウクは人間を演じないほうが・・・なんて思ってしまいます。

『九尾の狐伝』、残念ながら視聴率は回を重ねるごとに下降・・・。
トッケビのようなファンタジーを期待したら結構ホラーだったとか、
話の展開が早い分、ごり押し感があったとか、
いろいろ批判もありました。

でも私はとても面白く見ていました。
狐の嫁入り、三途の川、タニシの新妻・・・
など昔話がベースになっているのも面白いです。

何より、展開が読めない!という面白さ。
キツネらしく、だまし合いがすさまじい。

特に原作はなく、ドラマオリジナルの物語なようです。
これまでになかった新しいドラマを作るぞ!
という気概が感じられる力作だったと思います。

ネット上でも、解説動画がたくさん出回っていて、
(今後の予想、伏線の解説などとても参考になります)
視聴率は振るわなかったものの、関心の高さがうかがわれました。

ドラマを見る前に知っておくといい韓国語
九尾の狐 구미호(九尾狐) クミホ
キツネ 여우 ヨウ
化けるこ둔갑(遁甲) トゥンガプ
ホオズキ   꽈리 ックァリ

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驚異的なソムン

2020年11月28日から2021年1月24日まで放送予定。
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もともと大人気ウェブマンガが原作なので、
面白いのは当たり前。

でも、原作は現在第2部が連載中だとかで、完結していないため、
ドラマの方は、原作にはないエピソードや設定の変更がなされているそうです。
そうした「変更」が、意外にも原作ファンにも好評なようです。

あらすじ
高校生のソムンは、幼い時に交通事故で両親をなくし、
祖父母を暮らしている。
突然、悪霊退治をしている「カウンター」チームに入ることになるが、
それは悪霊に食べられた人を助ける仕事でもあり、
「あの世」の人たちと繋がり、特殊能力を与えられる。

ソムンはカウンター仲間たちと悪霊を追ううち、
両親が亡くなった事故は、事故ではなく、
両親を狙った殺人事件らしいと分かってくる・・・

悪霊だの、あの世だの、死神だの・・・
まったく現実離れした設定です。

現実離れしたヒーローモノなのに、
祖父母との交流、
いじめをめぐる篤い友情、
仲間を思う絆、
などなど、かなりベタな人情ものの要素があります。
泣けます。

それから、ネット上で大きな支持を得ている理由のひとつに
고구마가 없다
サツマイモがない

というのがあります。
サツマイモ=のどに詰まる=イライラ
がない、というのは、

いじめや、誤解や、悪がはばかっているけれど、
イライラする間もなく、
すぐにいじめっ子をやっつけてくれて、
사이다=サイダー
すっきりするのです。

ドラマを見る時知っておくといい韓国語
悪霊 악귀(悪鬼) アックィ
ユン  あの世とこの世の境界線
踏んだ 맓았다 パルバッタ
(感知可能領域に悪霊が入ると「踏んだ=感知した」と言います)

『九尾狐伝』と『驚異的なソムン』の日本上陸が待ち遠しいです。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆さまの韓国語の勉強に少しでもお役にたちますように!

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