ドラマ『ザ・グローリー』読み解くおもしろさータイトルの意味
『ザ・グローリー』、学校暴力の被害者による復讐ものなので、暗い画面がおおいけれど、公開されてすぐにネットフリックスで人気上位を占めています。
『ザ・グローリー』
脚本が、「相続者たち」「トッケビ」などヒット作を生み続けている
キム・ウンスクさん
でも、直近の作品「ザ・キング」は残念な内容でした。
今作はこれまでの「キム・ウンスク印のファンタジー」とは
まったくテイストが違い、なにより
学校暴力のシーンは見ているのがつらいです…。
でも、どのレビューを見ても、
称賛一色
伏線も見事に回収されているし、
メッセージも伝わってくるし、
ラストも、十分に納得できます。
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タイトルに込められた意味
グローリー=栄光
学校暴力の復讐もの、というテーマに、
「栄光」が、どうかかわっているのかと、
ふと疑問に思いました。
主人公ドンウンの復讐を手伝うチュ・ヨジョンのセリフにありましたね。
ドンウンの復讐相手、ヨンジンの夫ハ・ドヨンとの会話。
피해자들이 잃어버린 것 중에 되찾을 수 있는 게 몇 개나 된다고 생각하세요?
被害者が失ったもののなかで、取り戻せるものがいくつあると思いますか?
나의 영광과 명예. 오직 그것뿐이죠?
自分の栄光と名誉。ただそれだけですよね?
누군가는 그걸 용서로 되찾고, 누군가는 복수로 되찾는 거죠.
誰かはそれを許しで取り戻し、誰かは復讐で取り戻すんですよ。
그걸 찾아야만 비로소 원점이고 그제야 동은 후배의 열아홉 살이 시작되는 거니까요.
それを取り戻さないと、原点に戻れないし、ドンウンさんの19歳は始まれないんです。
グローリー=栄光=尊厳
というふうに、理解しました。
そして最終回、栄光を取り戻したことで、
ドンウンは原点に戻っていました。
止まっていた19歳の時間
大学で建築学を学ぶことで、
19歳からの時間がやっと動き始めました。
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なかなか時間がとれない日々ですが、
このドラマについては、あれこれ考えることが多く、
どうしてもここに書き留めておきたくなります。
写真もなし、メモ程度の内容になってしまいますが、
ぼちぼちアップしていきます。
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皆さまの韓国語の勉強に少しでもお役にたちますように!
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