映画『ランサム 非公式作戦』初めて見るのになぜか既視感たっぷり
9月頭の数日間、なぜかブログが開けませんでした。あれこれ試行錯誤していたら、9月5日にサーバーの会社から「ハードウェア故障によるアクセス障害」というメールが来て原因が分かりました。ブログをご覧くださっていた皆さまにも、ご心配おかけしました。
映画『ランサム 非公式作戦』
あたふたしているうちに、夏休みも残り2週間。
公開されている韓国映画を片っ端から見ています。
ぼちぼちと感想書いていくつもりです。
まずはこちら。
2023年8月公開(韓国) 原題:비공식작전(非公式作戦)
キャスト
イ・ミンジュン:ハ・ジョンウ
(外務省事務官。人質解放のためにレバノンへ)
キム・パンス:チュ・ジフン
(レバノン在住の韓国人タクシー運転手)
あらすじ
レバノンで拉致された韓国人外交官を救出するために、
ミンジュンが仲介人の助けを借りながら現地へ赴く。
現地でパンスとともに、人質の横取りを狙うギャングとの銃撃戦、
さらに韓国内での安全企画部による妨害など
あらゆる困難を乗り越えて作戦を遂行する。
事実をもとにしたフィクション。
予告編はこちら。
韓国語の原題は
비공식작전 非公式作戦
だけですが、邦題は「ランサム」が頭についています。
コンピューターウイルスの「ランサムウェア」が有名ですが、
ランサムの意味は「身代金」です。
拉致された外交官の身代金をどうやって運ぶかとか
一度は盗まれてしまったりとか、
身代金をめぐるあれこれもありますが、
決して、物語の中心ではありません。
外国映画の邦題を、長くしたかっただけ?
と思われます笑
似た作品が多いような
映画が始まって最初の場面、
外交官が乗っている車が襲われます。
この瞬間、
あれ?この映画、前に見たっけ?
となりました。
映画「モガディシュ」
こちらでも、冒頭でキム・ユンソクが乗っている車が襲われたんですよね。
「モガディシュ」は、
内戦が始まったソマリアから、韓国大使館員と北朝鮮の大使館員が
協力して脱出するお話です。
「非公式作戦」は、人質を助けて脱出
「モガディシュ」は、北朝鮮と協力して脱出
「非公式作戦」を見ながら、
どうしても「モガディシュ」を思い出してしまいました。
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さらに、
「非公式作戦」で、レバノンに着いたミンジュン(ハ・ジョンウ)と
現地在住のパンスとの協力が始まると、
なぜか、パンス役のチュ・ジフンがヒョンビンと重なりました。
映画「極限境界線-救出までの18日間-」
韓国語原題は교섭(交渉)の二文字なのに、
邦題、やたら長いですね。
こちらの映画は、
アフガニスタンで拉致された23人を救出するまでを描いており、
ファン・ジョンミンが外交官、
ヒョンビンが現地で協力する国家情報院要員。
私は最近特に、一度見た映画の内容を、結構すぐに忘れてしまいます。
しかし、これらの映画はものすごく最近なので、意外と覚えているんですよね。
「ランサム 極秘作戦」の公開が、2023年8月(韓国)、2024年9月(日本)
「極限境界線-救出までの18日間-」2023年1月(韓国)、2023年10月(日本)
「モガディシュー脱出までの14日間」2021年7月(韓国)、2022年7月(日本)
紛争地域で働く外交官たちの仕事がそれだけ大変だということなのでしょうが、
これは、混乱します。
『ランサム 非公式作戦』感想
そんなわけで、似ている二つの映画が頭をよぎりすぎましたが、
『ランサム 非公式作戦』そこそこ面白かったです。
残念だったのは、映画の最後、
韓国行きの飛行機に2人しか乗れないので、
人質だった外交官とパンスを帰し、ミンジュンがレバノンに残りました。
これに関する顛末、つまり
ミンジュンが韓国に帰国するまでのプロセス
パンスの帰国は組織的に問題にならなかったのか
のあたりを、ちゃんと説明してほしかったです。
全部、すっ飛ばされてしまいました。
でも、俳優たちを見る楽しさがあります。
主演のハ・ジョンウ、チュ・ジフンの演技は、まさに
믿고 보는 배우
直訳:信じて見る俳優
意味:安心して見ていられる演技力のある俳優
この二人は映画「神と共に」の主演俳優ですが、
ジャンルが違うということより、演技がうまいから、
「非公式作戦」を見ながら「神と共に」が頭に浮かぶ
ということはありませんでした。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
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