『鬼(トッケビ)』韓国語の勉強に使える台本があります
さっそく『トッケビ』が日本でも始まったそうですね。凝りすぎたセリフの字幕がどうなっているのか、気になるところです。
『鬼(トッケビ)』のセリフ
脚本がキム・ウンスクさんなので、クセのあるセリフ、凝りすぎたセリフ、言葉遊びなどが満載です。字幕翻訳の苦労がしのばれます。
例えばサニーという名前
例えば、死神がサニーの名前を、ソンヒだと思っているエピソードがあります。
サニーさんが訂正するセリフ。
サニーさん。
선희가 아니라 써니예요.
ソンヒじゃなくてサニーよ。
そのまま訳しても、わけがわかりません。
サニー 써니(sso-ni) 発音:ソニ
ソンヒ 선희(son-hui) 発音:ソニ
記憶をなくして世間にうとい死神は、「サニー」という横文字の名前になじみがなく、昔ながらの名前で「サニー」と聞こえる「ソンヒ」だと思ったわけです。
さらに、英語のsunnyは、
日本式の発音:サニー
韓国式の発音:써니(ソニ)
サニーさん、実は「サニー」は通称名で、本名は「선(ソン)」です。
これも、sunnyを韓国式に発音しないと、関連性が分かりません。
とてもお似合いなのですが。
例えば若者言葉
ウンタクの卒業式でトッケビの初恋が話題になった時に出てきた若者言葉のセリフがあります。
ウンタク:안물안궁이거든요!
アンムルアングンよ!
トッケビ:논어도 아니고 맹자고 아닌 것이
聞いたことのない言葉だな、論語でもないし、孟子でもないし。
ウンタク:안 물었다고, 안 궁금하다고요!
聞いてもないし、気にもならないってこと!
私も、世代的にトッケビに近いので、ウンタクが何を言っているのかわかりませんでした(笑)。
若者言葉という世代ギャップによる笑いを、外国語に翻訳するというのは、もはや不可能だと思います。
『鬼(トッケビ)』の台本
字幕を見ていて、元のセリフと違うんじゃないか?
と思うときなど、元のセリフを確認したくなります。
聞き取れれば問題ありませんが、自信がなかったり、確認したかったり、
というときに、やはり台本がほしいですよね。
『鬼(トッケビ)』の台本が、もう公開されていました。
作家志望生の迷路探し「トッケビ」台本
第1話から16話までそろっています。
テキストべた打ちなので、見づらいですが、
パソコンを使うときなど、キーボードがあれば、
「Ctrl+F」でキーワードを打ち込めば、知りたいセリフを探せます。
チ・チャンウクの『ヒーラー』にドはまりした時に見つけたサイトです。
久しぶりにアクセスしたら、リニューアルされていました。
まさかと思って検索したら、ヒットしたのでびっくり!
ドラマをたくさん見ていると、知っている単語、聞き取れる単語が増えてくると思います。その時に、耳(音)と目(文字)の両方で確認しておくと、語学力アップが早くなります。
ぜひぜひご活用ください。
よろしかったらお願いします!
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆さまの韓国語の勉強に少しでもお役にたちますように!
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