映画『僕の中のあいつ(내안의 그놈)』B1A4のジニョンが一人二役
韓国のドラマや映画でよく扱われるのが、「アシュラ」や「無頼漢」などのヤクザもの、「シークレットガーデン」や「パパは娘」などのボディーチェンジ、それから、言わずもがなな出生の秘密。これらぜーんぶ詰まっているのが、『僕の中のあいつ(내안의 그놈)』でした。
『僕の中のあいつ』キャスト・ストーリー
2019年1月公開(韓国)
監督:カン・ヒョジン
キャスト
ドンヒョン:ジニョン
(いじめられている太った高校生)
パンス:パク・ソンウン
(ヤクザのボス)
ミソン:ラ・ミラン
(ヒョンジョンの母親)
ヒョンジョン:イ・スミン
(ドンヒョンのクラスメイト)
あらすじ
いじめにあっているドンヒョンが、学校の屋上からヤクザのパンスの頭上に墜落。
二人の体が入れ替わってしまった。
ヤクザの対抗勢力から命を狙われたり、
ドンヒョンのクラスメイトの母親がパンスの初恋の相手だったり、
コメディ・ノワール・ロマンス映画。
どこかで見たような映画
この映画のレビューに、必ず出てくるのが「既視感」です。
パク・ソンウンがヤクザ役なのですが、
「新しき世界(신세계)」や「無頼漢(무뢰함)」などで、
パク・ソンウンといえばヤクザ、なんですよね。
特に、今回は「「新しき世界(신세계)」に出てきたセリフ、
감당할 수 있냐?(耐えられるか?)
죽기 좋은 날씨야.(死ぬのによい日だ)
などがちりばめられています。
また、ボディーチェンジの前後に、
「シークレットガーデン」のキム・ミンギョンさん
的な存在の、ラーメン屋のおばさんが出てきたり。
いじめられっ子の高校生、ドンヒョンが、
ダイエットして格好良くなるのは、
「オーマイビーナス」を見ているような気分になります。
ドラマも映画もそれほど多く見ているわけではない私でさえ、
「あれに似ている」と思い当たる作品がこれだけあるわけですから、
映画評論家たちは、まさに、
過去作のオマージュ、パロディを見ているようだ
と思ったようです。
決して、つまらない作品ではありません。
コメディーとして、十分に笑えますし、特に、
高校生ドンヒョン役のジニョンを見るだけでも価値あります。
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B1A4のジニョンが格好いい
K-POPはほとんど知らないので、B1A4というグループも知らないのですが、
ジニョン君は、「雲が描いた月明かり」で知っています。
ボゴム君より、目が行ってしまったかも。
バラエティ番組「知っているお兄さん(161回)」で、撮影の裏話を披露していました。
ジニョンが演じたドンヒョンは太った高校生でした。
字幕:머리부터 발끝까지 완전 다른 사람
頭から爪先まで、完全に別人
このメイクが4時間もかかるんだとか。
字幕:분장할 때마다 약 4시간 소요
扮装のたびに役4時間所要
しかも1回で終わらず、4時間×30回!
字幕:나는 정말 많이 했어! 한 30번 이상
本当に何回もやった。だいたい30回以上
字幕:중요한 건 한번 분장하는데 500만원씩!
重要なのは、1度のメイクに500万ウォン!
パク・ソンウンのお気に入り
そして、ジニョン君は、
いじめられっ子の高校生ドンヒョンでもあり、
ヤクザのパンス
も演じなければならない。
パンス役のパク・ソンウンは、ジニョン君と同郷で、
以前、共演した時のジニョン君を気に入り、
今回の映画で「ぜひ!」と推薦したそうです。
だから、撮影にあたっても、
ジニョンが演じるパンス、
俺だったら、こんな風に演じるかな、と
ジニョンの家でワインを飲みながらセリフを録音してくれたとか。
そのかいあって、ジニョン君の一人二役が評判いいです。
たしかに!このシーンは、いかにもパク・ソンウンですよね。
(ふとっちょさんのわりに、指がほそい!という違和感・・・)
「つじつまが合わないぞ」とか「それはあり得ない」というところもありますが、
コメディーだから、「ま、いっか」で済んでしまう。
つまり、深く考えずに、声出して笑える映画(ほめてます!)でした。
よろしかったらお願いします!
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皆さまの韓国語の勉強に少しでもお役にたちますように!
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