『六龍が飛ぶ』第5話、命がけのプニと能天気なイ・バンウォン
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白允(ペギュン)暗殺事件
イ・バンウォンは、鄭道伝(チョン・ドジョン)の隠れ家で、彼の「新朝鮮建国」の計画を知り、独り興奮していました。
タンセ(イ・バンジ)が白允(ペギュン)を殺害しました。
白允の護衛は名の知れた剣士だったので、吉太味(イル・テミ)が疑われます。
この事件の犯人について、陰の情報屋、花事団のボス(写真左)も
枇国寺のボス(写真右)も把握できていない。
困った李仁謙(イインギョム)に力を貸すという洪仁訪(ホン・インバン)。
そうして、まんまと洪仁訪は白允のポジションに収まってしまいます。
白允殺害現場で、吉太味が状況を調べていました。
鮮やかな刀捌きから、相当な腕を持つ剣士とみられます。
村の噂に出てくる「殺母蛇(カチドッサ)」が犯人ではないかという声がありました。
倭寇との戦いのときに現れて敵を斬る謎の剣士だとか。
イ・バンウォンはカチドッサを探すために、「流しの芸人」のところへ行き、
カチドッサの話を聞きに行きました。
「流しの芸人」こそが、タンセ(イ・バンジ)。
タンセの相棒カップニが、芸を終えて休んでいるところに、
「場所代をよこせ」と乱暴者たちに襲われます。
そこへ、ムヒュル登場!
武術を習っている師匠に、まだ余所で刀を使うなと言われていますが、
女性に頼まれると断れず、怪力を披露してしまいます。
ムヒュルの活躍シーン。
『根の深い木』の武士ムヒュルとは似ても似つかない・・・。
プニと村人たち
一方、租税に苦しむ百姓たち。
流刑地から戻った鄭道伝がプニに会い、荒地をこっそり開墾すれば、
自分たちの食糧にできると知恵を与えました。
それから3年、ようやく収穫の日を迎えたのですが・・・。
貴族の従者たちがかぎつけて、抵抗する百姓を斬りつけ、
収穫したものを奪っていきました。
生き残ったプニたちが逃げる途中、今度は倭寇が襲ってきて、
みんな捕まってしまいます。
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プニとバンウォン
たまたま通りがかったムヒュルと、
盗まれた馬を探しに来たイ・バンウォンと護衛のヨンギュが、
プニたちを助けます。
プニたちは助かりますが、つれていたオンニョンが死んでしまいます。
「届をしない土地を開墾するという不法行為をしたのに、話を聞いてもらえるはずがない」
と言って、百姓の生活を知っているのか!とプニを怒らせます。
夜になって、プニが気になるバンウォンは、官衙(役所)に向かいます。
なんと、官衙の倉庫から火が出ているではありませんか。
さらに、その建物からプニが出てきます。
『六龍が飛ぶ』第5話のラストシーン。
まさか、あれはお前が?お前が火を?
私たちの穀物だから
オンニョンのためとは
弔ってきたの
우리 언년이 항상 배 고패했는데
オンニョンはいつも空腹だったから
세상 떠나면서 밥 든든히 먹고 가야지
しっかり食べてから逝かないと
あの女、頭がどうかしてる
그렇다고 감영 곡창에 불을 질러
倉庫に火をつけるなんて
あの子
本当にどうかしてます
あの子、すごく素敵だ
それでもだめなら、これを持って訪ねてこい。
또 길을 잃는다면 말이다
また道を見失ったら。
また道を失いました
예, 찾아갑니다, 지금.
はい、訪ねていきます、今すぐに
イ・バンウォンの「あの子、すごく素敵だ」のセリフ
너무 낭만적이다
とてもロマン的だ
直訳すると「ロマン的」って・・・。
人が殺され、決死の覚悟で倉庫に火をつけ、
これから生きていく道も失ったプニに対して、
イ・バンウォン、あまりに能天気すぎ。
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