チ・チャンウク主演ドラマ『サムダルリへようこそ』タイトルで思い出した名作映画

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ネットフリックス公開のドラマ『サムダルリへようこそ』。済州島が舞台のヒーリングドラマのようです。このドラマのタイトルで2005年公開の映画『トンマッコルへようこそ』を連想した方もいらっしゃるのではないでしょうか。

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ドラマ『サムダルリへようこそ』

ドラマのあらすじ、予告動画については、
↓こちらをご覧ください。

『サムダルリへようこそ』の韓国語原題は、
웰컴투 삼달리
ウェルカムトゥ サムダルリ
well come to Samdalli

英語なんですね。
ハングルが読めれば、
ウェルカム・トゥ サムダルリ
と、意味がわかります!

삼달리(サムダルリ)は、
サムダル里と書いて、村の名前です。

で、このタイトルは誰が見ても、
웰컴투 동막골
ウェルカムトゥ トンマッコル
well come to tongmakkol
のオマージュです。

동막골(トンマッコル)のは、「谷」という意味なので、
最大限日本語にすると、
トンマク谷にようこそ
となります。

동막という地名は、意外とあちこちにあり、
仁川都市鉄道1号線にも
동막という駅があったりします。

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『トンマッコルにようこそ』という映画

この映画は1950年、朝鮮戦争を背景にしています。
南北の兵士が偶然出会って、友情が生まれ・・・
というと、これも名作の『JSA』(2000年)を思い出します。

『トンマッコルへようこそ』の日本語の予告編はこちら

あらすじ
朝鮮戦争のさ中、連合軍の飛行機が墜落し、
負傷したスミス大尉が村の少女ヨイルに助けられる。

ヨイルは、知的障害がありますが、
チョウとたわむれる天真爛漫なようすがこの村を象徴しているように見えます。
そういえば、韓国ドラマを見ていると、
チョウが天国とか魔法とか神を象徴することが多いですよね。

さて、
韓国軍から脱走した兵士が自殺しようとし、
それを助けた兵士の二人が、トンマッコルにやってくる。

北朝鮮の人民軍兵士は本国へ敗走していたが道に迷い、
トンマッコルにやってくる。

トンマッコルの人々は、銃や手榴弾など見たこともなく、
今、戦争をしていることもしらずに、平和に暮らしていて、
兵士たちを暖かく迎えてくれた。

しかし南北の兵士は軍服を見て、それぞれの敵であるとすぐにわかり、
銃を構えて対立、誤って投げた手榴弾が食糧倉庫を爆破してしまう。
(その時にトウモロコシがポップコーンになって空からふってくる場面が有名)

南北の兵士は、食糧倉庫を立て直す作業のために一時休戦する。
雨がふって軍服から農民服にきがえたら、見た目では南北の区別もつかなくなる。

連合軍では、飛行機墜落地点に人民軍の基地があるのではないかと
スミス大尉を救出後に、この地域を爆撃する計画を立てる。
スミス大尉を探しに来た連合軍兵士から、その計画を聞かされた南北軍兵士たちは、
なにがあっても、トンマッコルの人々を守ろうと行動する・・・<終>

トンマッコルを守る彼らの行動に、涙腺が決壊しました 涙

外では、戦争をしているけれど、
村の中は平和。
平和なトンマッコルにくると、
敵対している兵士たちも仲良く平和になる。

『サムダルリへようこそ』でも、
サムダルはソウルで戦場のような職場にいました。
済州島に戻ってきて、平和を取り戻すようですね。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。

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