アマゾンプライム『巫女と彦星』見終わっての感想

アマゾンプライムのうっとうしい広告を耐えながら『巫女と彦星』全12話を完走しました。最初は「見るのやめようか」と何度も思いましたが、後半から面白くなりました。
ドラマ『巫女と彦星』
2025年6月23日~7月29日 tvN月火ドラマ
キャスト
パク・ソンア:チョ・イヒョン
「賢い医師生活」の双子の実習生のお姉さん
「今、私たちの学校は」のチェ・ナムラ
ペ・ギョヌ:チュ・ヨンウ
「トラウマコード」の「肛門」君
「オク氏夫人伝」のソン・ソイン
ピョ・ジホ:チャ・ガンユン
「賢いレジデント生活」のタク・ギオン
(ピョ・ナムギョンに好意をもった新人)
あらすじ
高校生のソンアは、天地仙女という名の巫女でもある。
ある日、相談に訪れた高校生は、ソンアの目には
天井からさかさまにぶら下がっているように見えた。
それは残りの命が短いということを意味する。
その高校生に一目ぼれしてしまったソンアは、
彼を救うために全力を尽くす。
『巫女と彦星』の原題は、
견우와 선녀(牽牛と仙女)
微妙に異なり、男女も逆です。
牽牛とか彦星というなら、相手は織姫であってほしいとか
でもドラマは七夕伝説とはまったく関係ないとか
邦題つけるのは、つくづく難しいですね。
ざっくり感想
ソンアが、惚れたキョヌを死から守るお話と、
ソンアの育ての親であり師匠と、かつての弟子ヨムファとの対立
ヨムファが呼び出した悪鬼ボンスの退治
など、いろいろな要素が絡んでいます。
主役が、巫女=ムーダン=巫堂なので、
儀式やお札などのムーダン文化になじみがないため、
最初はなかなか入り込めませんでした。
何より、キョヌを演じたチュ・ヨンウが
高校生に見えない!
前作が「トラウマコード」だったこともあり、
どうみても、仕事をしている社会人、サラリーマン!
でも後半になって、面白くなります。
しかも、チュ・ヨンウの起用にも納得。
悪鬼ボンスはキョヌに憑りくので、
チュ・ヨンウは、
陰気なキョヌと
いたずらっ子なボンスを演じます。
見た目は同じ人ですが、チュ・ヨンウの表情で、
キョヌっぽく見えたり、ボンスっぽくみえたり、
さすがだなあと感心しました。
終盤、悪鬼ボンスはソンアにも憑りつくので、
チョ・イヒョンも
明るくかわいらしいソンアと、
いたずらっ子なボンスを演じます。
こちらも、悪くなかったです。
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最終回の蝶について
ヨムファは、東川将軍(ソンアの育ての親)が自分を捨てた
と思って、悪鬼を呼んだり、悪行三昧なのですが、
周りの人たちはヨムファを見捨てないで、みんな母親・友だちとしての
付き合いを続けてくれるんですね。
みんないい人たち。
最終回、すべての問題が解決して、ヨムファが立ち去る時、
ヨムファの肩に黄色い蝶がとまります。
そして、巫女の仕事に戻ったソンアは、
人間に憑りついた霊を払うために、蝶の形の道具を使っていました。
亡くなった東川将軍が蝶になって、娘たちを守っているんだな
と解釈しました。
蝶といば、韓国ドラマでは「不思議な世界」の象徴のようにでてきます。
私が最初にそれを感じたのが、
「シークレットガーデン」2010年でした。
キル・ライムとキム・ジュウォンの身体が入れ替わる
というお話で、
オープニングにも蝶が出て来るし、
不思議な場面に蝶が出てきていました。
「トッケビ」でも、「神」が出てくるとき、
白い蝶が出てきました。
「神」がこの世に現れる時、蝶の姿をしているような場面も。
韓国ドラマでは、
あの世とこの世を行き来したり、
あの世とこの世を繋ぐ存在として、
蝶を見ているのかな、と思いました。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
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