韓国ドラマ『怪しいパートナー』第2話、あらすじ
韓国ドラマを見ていると、IQ(知能指数)が高いと自慢するなど、IQが話題にでることが多いように感じます。
『怪しいパートナー』第2話の動画
殺人容疑で逮捕されたウン・ボンヒに、弁護人として面会にきたチ・ウニョク。
冗談を言いながらニコニコしているウニョクに、ウン・ボウヒが尋ねます。
ボンヒ:변호사님, IQ가 몇이세요?
弁護士さん、IQがいくつですか?
ウニョク:143이요. 높은 편이죠.
143です。高い方ですよね。
ボンヒ:네, 안 물어보세요? 보통 주고 받잖아요.
안녕하세요? 하면 안녕하세요하는데,
で、私に訊かないんですか?
普通、元気?ってきいたら、あなたは?って聞くじゃないですか。
ウニョク:아, 하하하,예, 저는 143입니다. 은봉희씨는 IQ가?
ああ、ははは。私は143です、ウン・ボンヒさんは?
ボンヒ:101이요.
101です。
このあと、平凡な頭脳で司法試験に合格するのがいかに大変だったか、
そんな努力が水の泡になりそうなのだ、
一人の人生、その家族の運命がかかっているのだから、
真剣に弁護してください、
と訴えかけます。
IQ、知能指数について
ボンヒが、IQが101だというときの表情、
それを聞いたウニョクの反応など、
IQの基本知識がないと、数字が高いのか低いのか、わかりません。
そこで、調べてみました。
手軽なウィキペディアによると、中央値が100で、
「85–115の間に約68%の人が収まり、70–130の間に約95%の人が収まる。」
だそうです。
ウニョクの「143」は、頭のいい5%になり、
ボンヒの「101」は、極めて標準的だとうことですね。
それにしても、
こういう状況で「IQいくつですか?」という会話は、
日本では、おそらく出てこないと思います。
ためしに、「知能指数診断」で検索してみたところ、
簡易テストのようなものがたくさん出てきました。
どんなテストなのかというと、検索画像はこんな感じ。
ランダムに並んでいるような数字や絵を見て、その規則性を見つける、
という問題が多いです。
ネットでの診断は「正確な判定はできません」と
断り書きがありますが、
こういうのは、何度かやれば、規則性のパターンに慣れて、
高い数字を出すことも可能なような・・・。
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『青い海の伝説』でも
最近のドラマで記憶にあるのは、
『青い海の伝説』の主人公、ホ・ジュンジェ(イ・ミンホ)が、
メンサ出身の詐欺師
でした。
メンサ(Mensa)は、人口上位2%の知能指数を有する者の交流を主たる目的とした団体です。
人口の上位2%ということは、その国ごとにIQいくつ以上になるのか変わってくるわけですね。
他にも、俳優さんやK-POPスターのメンバー紹介などで
ときどき、IQがいくつだとか、目にしたことがあります。
日本よりも、なじみもあり、存在感もある「数字」なようです。
「数字」は分かり易くて便利ですが、
それで人間の価値を判断されても嫌ですし、
差別のモトにもなりやすいし・・・
儒教社会とか、科挙試験とか、
書に学ぶことで出世することができた社会の名残、
というのもあるのでしょうか。
いずれにしても、あまりドラマに登場してほしくない話題です。
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