『トライ~僕たちは奇跡になるか~』で苦手な発音を克服

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ネットフリックスで公開の『トライ~僕たちは奇跡になるか~』は、高校ラグビー部が舞台のドラマです。ドラマで「ラグビー」の発音を聞くたびに、自分でも「ラグビー」とつぶやいて正しく発音できるか確認しています。

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韓国語でラグビー

現時点で全12話中、8話まで公開されています。
スポーツ青春ものなのですが、
後半に入って、韓ドラあるあるの「病気」要素が強くなってきて、
若干、つらくなってきました。
ドラマ『トライ』の概略はこちら。

さて、ラグビーの発音ですが、
ラグビーは、韓国語で

럭비 [lok-pi]ロクピ

何が難しいかと言うと、
のパッチムをきちんと発音するのが難しいんです。

럭[lok]を単独で発音する分には問題ありませんが、
その次に비[pi]を続けて発音することで問題が起こります。

[p]は唇を閉じて発音するため、
럭[lok]のパッチムが、発音しずらいんです。

つまり[p]を発音するために、
럭[lok]の時点で唇を閉じてしまって、
럽[lop]になってしまう。

日本語母語話者は、
럽비[lop-pi]と発音してしまいがちです。

子音[k]を発音する時の舌の位置を見てみましょう。
1 (0)

럭[lok]のパッチムを発音するとき、舌の位置は↑の赤いところです。
舌がのどの方に下がって、息を止めます。

子音[p]を発音する時は、唇を閉じます。[p]の発音は↑の緑色です。

赤い[k]と緑の[p]は、遠いんです。
子音[k]の次に、すばやく[p]を発音するのは、難しい。
舌を喉の奥にしっかり下げずに、早く唇を閉じたくなってしまうんですね。

럭[lok]の時点で舌を喉に下げなきゃいけないのに、
비[pi]を発音するために、唇をとじてしまい、
럽[lop]になってしまう。

パッチムの時の、舌の位置を確認しながら、
럭비 [lok-pi]
ひともじずつゆっくり発音してみましょう。

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そして、ドラマ『トライ』を見て見ると、
チュ・ガラムをはじめとする登場人物たちは、
ちゃんと、럭비[lok-pi]と発音しているんです(当然)。

パッチムㄱ[k]ㅂ[p]の組合せ、私が特に苦手とする発音です。
ラグビーの他にも、

학비[hak-pi] 学費
독백[tok-pek]独白
백반[pek-pan]白飯
맥박[mek-pak]脈拍

などなど、結構あります。

意識すればきちんと発音できるけれど、
会話だとうっかりしてしまうことが多いです。

文脈から類推できるので「通じない」レベルではありませんが、
口うるさいネイティブの友だちに、時々指摘されます(苦笑)

ドラマ『トライ』で、럭비の単語が出てくると、
舌の動きを確認しながら、自主トレします。
パッチムで舌を奥にきゅっとひっこめて、すばやく唇を閉じて「ぴ」を発音

ぜひぜひドラマを見ながら確認してみてください。

よろしかったらお願いします!

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最後まで読んでいただきありがとうございます。

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