韓国映画の底力を感じた映画「明日へ」

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去年みた韓国映画のなかで、印象深かったものをご紹介します。

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キャスト

ヨム・ジョンア(염정아)   ソニ(正社員になれるはずだった)
キム・ヨンエ(김영애)    スルレ(ベテラン掃除係)
キム・ガンウ(김강우)   カン・ドンジュン(人事チームの男性)
ムン・ジョンヒ(문정희)    ヘミ(組合を作りましょう)
チョン・ウヒ(천우희)    ミジン(一度も正社員になったことがない)
ファン・ジョンミン(황정민)  オクスン(明るいオクスン)
ド・ギョンス(EXO/D.O.)   テヨン(ソニの息子)

監督 プ・ジヨン(부지영)

ストーリー

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phot:『明日へ』公式HPより

不当解雇への抗議のためパートタイマーたちが大型スーパーを長期間占拠したという、2007年に起こった実際の事件をベースに、韓国の労働者たちの過酷な現実を描く。

度重なる残業や、上司からのイヤミに耐え、家族のために懸命に働いてきた大手スーパーのレジ係のソニは、入社5年目でようやく正社員への昇格が決まった。

しかしある日、非正規雇用者全員に会社からの一方的な解雇通達により、ソニと同僚たちは職を失うこととなってしまう。

途方に暮れる彼女たちは一致団結し、強大な企業権力を相手に解雇撤回を求める行動に出る。

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感想

アイドルグループ「EXO」のD.O.(ド・ギョンス)目当てで、映画館に足を運んだ方も多かったようです。そういう方々がどのような感想をもったのか、気になるところです。

私は、学生時代の語学留学が、1987年の民主化闘争時期に重なったり、その後も労働組合の通訳をしたり、環境問題の講演会通訳などの仕事を通じて、韓国社会の「ゆがみ」「ひずみ」に接する機会を持つことが出来ました。
そのおかげか、この映画の登場人物それぞれに、感情移入していました。

デモや、ストライキや、お店の占拠というと、暗いイメージがありますが、そういう場面でも韓国の人々は、歌ったり踊ったり、楽しく過ごそうとします。
みんなが知っている歌謡曲も歌えば、いつのまにか、自分たちの歌、組合の歌、仲間の歌が出来ていたり。

しかし、それに対する権力側の弾圧が、すさまじい。暴力としか見えません。
ただ、そのすさまじさを、そのまま、映画として表現できるというのも、韓国映画界の底力なのでしょう。

会社の経営側にいた男性、カン・ドンジュンが、労働者側に味方すると決心するまでの、葛藤する様子がよかったです。

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