ネットフリックスに登場『声もなく』非常に評価が高い理由

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劇場公開時にうっかり見そびれてしまった『声もなく』がネットフリックスに登場しました。2020年の映画なので3年の時を経て…。

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映画『声もなく』

キャスト
テイン:유아인(ユ・アイン)
しゃべれない青年。

チャンボク:유재명(ユ・ジェミョン)
トラックで卵を売っているが、死体処理を請け負ってお金を稼いでいる。

チョヒ:문승아(ムン・スンア)
誘拐された11歳。両親は女児という理由で身代金に応じない。

あらす
チャンボクは「誘拐した女児を預かってくれ」と依頼され、
仕事を手伝わせているテインに女児チョヒを託す。
誘拐した張本人が組織に殺されたため、テインとチョヒの生活が
予想外に長くなる・・・。

予告編は、こちら

予告編の冒頭、チャンボクとテインが死体処理をしている場面で、
チャンボクのセリフ
集中力が足りないぞ
という字幕があります。

韓国語学習者はこの字幕から、韓国語のセリフを
집중력이 부족해
と連想しますが、そうは聞こえません。
実際のセリフは、

잡생각에 빠져가지고
無駄な雑念にふけて=無駄なこと考えてるから

(雑)+생각(考え):無駄な雑念
빠지다 :(考えなどに)ふける
빠지다+어 가지고 :~して

아 가지고/어 가지고は、

시간이 없어 가지고
時間がなくて

のように、아서/어서のよりくだけた言い方として使われます。

시간이 없어서と言うところを、会話だと
시간이 없어 가지고とよく言っています。

映画『声もなく』簡単な感想

主演のユ・アインと、監督の홍의정(ホン・ウィジョン)が
各種の賞を受賞したほど、評価の高い作品です。

ユ・アインは、一切のセリフがないにもかかわらず、
あらゆる感情を、表情や動作で表すと言う、まさに天才的な演技で、
この役のために体重を15キロ増やしたそうです。

ホン・ウィジョン監督は、この作品が長編デビュー作だそうです。
今後が期待!と言われていますが、現時点(2023年)でまだ第2作は出てきません。

『声もなく』の見どころは、
見た目と実際のギャップ
というところです。

チャンボクとテインは、とても誠実に仕事をしています。
が、その仕事は死体処理…。

少女誘拐!といえば、取り乱した両親を想像します。
が、チョヒの親からは連絡がありません。

酔っぱらった男性が「俺は警察だよ」と言えば疑います。
が、本当に警察官でした。

チョヒを誘拐した男性たちは悪人、悪役です。
が、土に埋められた警察官を助けました。

チョヒは、テインが本当は善良だとわかりなついたようです。
が、テインが誘拐犯だとばらしました。

誘拐犯から自由になれたチョヒは両親のもとに帰ります。
が、チョヒの顔に笑顔はありません。

通常、映画やドラマを見ていると、
「この展開なら次はこうなるだろう」と脳が勝手に予想しますが、
この映画は、ことごとく予想を裏切ります。

自覚していなかった偏見や思い込みについて考えたり、
こちら側からの見え方と、あちら側からの見え方の違い、
というのを考えたり、
じわじわと記憶に残る作品です。

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主演のユ・アインについて

2023年2月に
プロポフォール常習投薬
という報道に始まり、

大麻の陽性反応
コカイン検出
など、薬物使用嫌疑でついに、検察に送致されました。

この映画での演技を見ても、韓国映画界に欠かせない存在だなあ、
と思っていたので、残念でたまりません。

『声もなく』は、監督が新人であるため製作費もわずか…という事情から、
ユ・アインは、出演料をほとんど受け取らなかったそうです。
作品性の高い映画だから、という理由とともに、
独立映画を応援したい、という気持ちからだとか。

このエピソードを聞いた時も、
演技力もずば抜けている上に、お人柄もいいじゃないか
と、感動したのに・・・。

薬物の場合、薬物から完全に立ち直るのも大変でしょうし、
何よりイメージが重視される俳優業ということもあり、
ユ・アインは復帰できるのか。
静かに待っていようと思います。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。

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