『六龍が飛ぶ』第2話のクライマックス動画-チョン・ドジョンの歌、ムイイヤ

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『六龍が飛ぶ』の第2話あらすじはこちら
この最後のシーンに出てくる感動の歌について調べてみました。

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チョン・ドジョンの歌

ユーチューブはすごいですね。探せば出てくるものです。
元との修交を阻止するため(明との戦争を避けるため)、
鄭道傳(チョン・ドジョン)は元の使節を入れてはならぬ!と演説します。
政敵・李仁謙(イ・イムギョン)が鄭道傳を捕えようと攻める中、
歌を歌いだす場面。

実は、私の感動のド・ストライクなのです。
虐げられている人々が、劣勢の中から巻き返す時に、
勇気をふりしぼるように、一人二人、歌い始める・・・泣けます。

ムイイヤの歌詞

칼춤에 꽃놀이 도화전에
刀の舞に花は遊び、桃花殿に

노랫가락 시리게 흥겨운데
歌の調べは冷たく興に乗っているが

오백년 공들여 애써온 대업 모두 허사로다
500年功を積んできた大業がすべて水の泡になるとは

아비는 칼맞아 스러지고
父は戦で刀で斬られて死に、

자식들은 세금에 찢겨 죽고
子供たちは税に苦しんで死に

잿가루 날리는 만월대에 통곡 소리 구슬퍼라
遺灰が飛ぶ満月台に 号泣する声が物悲しく響き渡る

모이이야 모이이야 세상에 묻너니
無以異也 なにも違わない 世に問うてみても

생사를 가름에 정치와 칼이 다를 게 무어냐
生死を分かつ政治と刀とでは何が違うのか

천중의 이름 없는 새야
空の名もない鳥よ

왜 그리도 구슬프게 우느냐
なぜそんなにも悲しく鳴くのだ

어차피 들꽃이 진 자리는 찾을 수 없지 않느냐
どのみち野花が散った場所は知る由もないのに

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歌詞は孟子から

実は、この後の第3回で、バンウォンは成均館に入り、「孟子」を学びます。
「孟子」は7編からなっていて、その一つ「梁惠王編」にある言葉から歌詞を作ったそうです。
孟子の教えについては、「性善説」を唱えたことくらいしか知りません。

前回、李仁謙が
「善とは何か、悪とは何か」と問うていました。
そして、李仁謙はこの後、成均館で「孟子」を学ぶことを禁じます。

そんなことを考えながら、무이이야(無以異也・ムイイヤ)を聞くと、
李仁謙と鄭道傳の対立がよくわかります。
深いですね。

作曲家について

作曲したのは、Warakという人だそうです。
どこの国の人?と思ったら、Warak(이종혁)とあり、韓国人でした。
2007年から、ゲーム、広告、ドラマ音楽などを手掛けてきたそうです。
ゲーム音楽を作るような若い方が、こういう泥臭いといいいますか、
今風ではない歌を作るというのにも驚きました(偏見です、すみません)。

民衆の歌

鄭道傳が声を振り絞るところで、ひとり、最終回なみに盛り上がってしまいましたが、
ちょっと既視感???
と思って、記憶を探してみたら、思い当るものがありました。
「レ・ミゼラブル」の「民衆の歌」
状況はぜんぜん違いますが、劣勢の中、気持ちを確認するかのように歌を歌う、
というところの感動の種類が同じだなあと。

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