『ミスターサンシャイン』第3話をもっと楽しむために!動画と日韓対訳セリフつき
『相続者たち』の「僕は君を好きなのか?」、『太陽の末裔』の「告白しましょうか、謝りましょうか」などなど、名セリフの達人、キム・ウンスクさんの脚本ですから、『ミスターサンシャイン』でどんなセリフがでてくるのか、楽しみです。
『ミスターサンシャイン』第3話
とにかく映像が美しいという評判が高く、たしかに映画をみているような気分になります。ただ、その分、ストーリーの進展が遅いような。
そういえば『トッケビ』でも、前半、剣が見える・見えない、抜く・抜かない・・・のあたりのやり取りが長かったのを思い出します。
第3話の映像美。
ユジン(イ・ビョンホン)が、かつて追われていた自分を助けてくれた陶工を訪ねるために、船に乗る場面。偶然、エシン(キム・テリ)と一緒になります。
映像美・・・ですが、イ・ビョンホンの格好良さのほうに目が行くのも事実。
水面がきらきらしているのが、美しいですねえ。そして、この場面では、格好いいセリフも登場します。
1分13秒からのエシンのセリフです。
字幕:昨今は「浪漫の時代」と新聞で読んだ。(そうかも)
セリフ:신문에서 작금을 낭만의 시대라고 하더이다. 그럴지도.
字幕:開化したものが楽しむ珈琲や洋装
セリフ:개화한 이들이 즐긴다는 가베, 불란서 양장,
字幕:各国の舶来の数々
セリフ:각국의 박래품들,
字幕:私も同じよ
セリフ:나 역시 다르지 않소.
字幕:私の浪漫は
セリフ:단지 나의 낭만은
字幕:独国の銃の中にある
セリフ:독일제 총구 안에 있을 뿐이오.
ただ、私の浪漫は、ドイツ製の銃口の中にあるだけ
단지 나의 낭만은 독일제 총구 안에 있을 뿐이오.
言ってみたいですね。誰に、いつ言うのか・・・。
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エシンの文末表現
1900年という時代背景。和服と洋服、韓服が行きかい、新旧が入れ替わる境目。
韓国のドラマでは「今まで扱われなかった時代」と言われていますが、
「戦前」と言われるこの時代が背景になっているものって、結構あるかもしれません。
『龍(RON)』、好きです。
話が逸れました。
まだまだ身分制度が厳しく残っているので、
富豪の娘エシンは、ちょっとえらそうな言葉遣いです。
上で見たように、エシンのセリフ、文末が「ソ」や「オ」です。
다르지 않소(タルジアンソ)
異ならない
총구 안에 있을 뿐이오.(チョングアネ イッスルプニオ)
銃口の中にあるだけ
対等な間柄で使う、一応丁寧形です。
습니다, 습니까より、丁寧度が一段下がる感じ。
パッチムがある語幹に소
パッチムがない語幹に오
がつきます。
시간이 있어?(シガニ イッソ)だと「時間ある?」という
非丁寧形(ため口)ですが、
시간이 있소?(シガニ イッソ)=最後の「ソ」を口をすぼめて発音すると、
エシン・スタイルになります。
그렇게 하오(クロッケ ハオ)「そうしてちょうだい」
など、使ってみてはいかがでしょう。
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