『スペース・スウィーパーズ』宇宙CGの評価が高い!映画館で見たかった!!
去年から前評判が高く、劇場公開を心待ちにしていましたが、コロナ禍のせいでなんと!ネットフリックスでの公開。宇宙スケールの映像勝負な映画だけに、なんでネットフリックス??という疑問がこみ上げてきます。映画館でみるべき映画なのに。
『スペース・スウィーパーズ』
2021年2月5日ネットフリックスにて公開
監督:チョ・ソンヒ
キャスト
テホ:ソン・ジュンギ
チャン船長:キム・テリ
タイガーパク:チン・ソンギュ
バブス:ユ・ヘジン(声の出演)
あらすじ
2029年、地球はほとんど住めなくなっていて、宇宙空間に選ばれた人々だけが暮らしていた。
宇宙船「勝利号」は、宇宙のごみを回収する仕事で稼いでいたが、船の修理代やら税金やらで借金ばかりかさむ。
ある日、テホは迷子の少女を船に連れて帰るが、
その子は捜索中の人型水素爆弾らしい!?
韓国初の宇宙映画
CGが話題になった映画といえば「神と共に」などがありますが、
宇宙版CGは初めてで、出来栄えもすばらしいということで話題を集めています。
製作費240億ウォン!と、「!」マークつきで紹介されていました。
240億ウォン、円換算すると23億円。
高いのか?安いのか?
CGで思いつくのはマーベルですが、最近の者でいえば
アベンジャーズ/エンドゲームの製作費
3.56億ドル、円換算で376億円
日本のCG映画は思い浮かばないので検索したら、
キャプテンハーロック(2013年)の製作費
3000万ドル、円換算で32億円
これは・・・
240億ウォンという低予算でこのクオリティ!
という意味の「!」マークなのでしょうか。
ストーリーの評価
日本人の友だちで『スペース・スウィーパーズ』を見た人たちは、
おしなべて「おもしろかった!」と高評価でした。
韓国での評価で目につくのが、
新派とおならとクリシェ
新派は、お涙頂戴的な、泣かせようという意図が丸見え
という時に批判的に使われる言葉です。
今回も、テホとその子どもとのエピソードが「新派」だと
批判されていました。
しかし、そのわりに、泣けなかったけど・・・
ソン・ジュンギは、どうしてもスレた役が似合わない、
というか、お顔がきれいすぎるし、良い人イメージが強いんですよね。
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もう一つの「おなら」。
昔の韓国映画は、
うん〇をもらしちゃったとか、つかんじゃったとか、
必ず下ネタで笑いをとるというのが定番でした。
それを、宇宙に行ってまで「おなら」ネタを使うのか!
いい加減、おならネタ、卒業しようよ!
という批判が目につきました。
最後のクリシェ(클리셰)は、
使い古された描写という意味のフランス語です。
地球が住めなくなって、地球外居住地にはエリートしか住めない、
主人公のピンチに、仲間たちが応援に駆け付ける
死ぬ覚悟でぶつかり、超人的力で助かる
などなど、前にも見たような場面が続きます。
ストーリーは、展開が読めてしまうもので、
目新しいものではありませんでした。
まあ、映像を楽しむ、CGに力を入れた作品
ということで、ストーリーは二の次だったのかもしれません。
バブズの名前について
宇宙船勝利号の乗組員で、軍事用につくられた人工知能ロボット、バブズ。
日本語字幕では「バブズ」とでてくるけれど、
韓国語がわかる方は、バブズじゃない!と気になりますね。
韓国語では、
업동이 オプトンイ
と言っています。
업두이(オプドゥンイ)の方言だそうです。
家の前に捨てられた子ども、という意味で
日本でいう「橋の下の子」みたいな感じでしょうか。
英語のBubsは「子ども」らしいです。
ソン・ジュンギのテホと、
キム・テリのチャン船長が、いまいちハマらなかったので、
(お二人とも、熱演は伝わってくるのですが)
オプトンイ(声:ユヘジン)と、タイガーパクの印象が
強く残りました。
特に、移植後のアプトンイは、最高でしたね。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆さまの韓国語の勉強に少しでもお役にたちますように!
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