ネットフリックス1位の『イカゲーム』なぜそんなに人気なのか?
ネットフリックスで公開中の「イカゲーム(오징어게임オジンオゲイム)」、次々と人が殺されるという内容なので、正直、世界的に人気だというのが、とても意外です。貧富の格差というテーマが多くの人に受け入れられているというのはわかりますが、人が人を殺すという残虐性は「好き嫌い」がかなり分かれると思います。
『イカゲーム』
2021年9月17日ネットフリックス公開
ソン・ギフン:イ・ジョンジェ
チョ・サンウ:パク・ヘス
オ・イルナム:オ・ヨンス
カン・セビョク:チョン・ホヨン
韓国的な背景
「イカゲーム」は「子どもの遊び」を素材にしている
ということが目を引いているようです。
日本でいえば、
ケンケンパー
ビー玉
メンコ
のような遊びの韓国バージョンです。
韓国バージョンとはいえ、
「子どものころの遊び」といえば、
国は違っても、似た遊びはあるでしょうから、
「なつかしさ」は共有できるかもしれません。
あと、美術セットも注目されています。
予告編にも出てくる
だるまさんがころんだ
무궁화 꽃이 피었습니다
ムグンファコチピオッスムニダ
ムクゲの花が咲きました
の大きな人形とか、
迷路のような階段とか、
リボンのついた棺とか、
残虐性とのアンバランスさが
とても印象的でした。
スポンサーリンク
郷愁を呼ぶ音楽
「世界的なヒット」ということで、
このドラマについての、解説やらレビューやら、
日本語で読める物も、星の数ほど出回っています。
その中で「へ~」と思ったものをひとつ紹介します。
ドラマの中で使われている音楽について、
「イカゲーム」の監督さんが話しているインタビューです。
映画「トガニ」や「怪しい彼女」などの演出歴がある
「イカゲーム」の監督さん
(画像をクリックすると動画になります)
「イカゲーム」の音楽コードは「追憶」だと話しています。
70年代80年代の雰囲気を呼び戻す音楽コード。
特に印象的なハイドンの音楽、
インタビュー動画の
↓この画像が出てくる部分で、流れています。
この画像の「奨学クイズ」という国民的番組で使われていたから、
韓国人ならだれでも知っていると言われる曲です。
また、ドラマでリコーダーの音楽がたくさんでてくるのも、
韓国では(日本でも)子供が最初に手にする楽器がリコーダーであり、
そのリコーダーで音楽を構成したからだそうです。
出演俳優さんがブレイク
イ・ジョンジェさんは、一流の俳優さんだし、
パク・ヘスさんは「賢い刑務所生活」でよい味だしていたし、
この二人が出ているということで、私はこのドラマを見ました。
さらにテーマである「格差社会」を象徴する登場人物
外国人労働者や
脱北者
ここは、知られていない俳優さんを起用しよう
という製作陣は意図したそうです。
脱北者カン・セビョクを演じたチョン・ホヨン
もともと一流モデルさんだそうです。
一般的には知られていなかったのが、「イカゲーム」で今や時の人。
そうするとプライベートもあれこれ報道されてしまうのが
辛いところですが、
「へーーーー!」と思ったのが、このニュースです。
イ・ドンフィと6年越しのお付き合いだそうです。
お二人とも「職人!」というプロの雰囲気があって、
お似合いですね~。
よろしかったらお願いします!
韓国語ランキング
自己紹介はこちら
最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆さまの韓国語の勉強に少しでもお役にたちますように!
スポンサーリンク
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。