『The K2』第14話 銃で撃たれたチ・チャンウクが見た夢
チャン・セジュンとパク・グァンスという二人の権力争いだと思ったら、闇の権力者たちは「自分たちのいいなりになる人物」であればどっちでもいいようです。
疑惑の証拠USB
「クマール油田開発」に関わる不正疑惑に関わったのは、
パク・グァンス大統領候補(警察を私物化している)
キム・ソックァン大統領の息子
チェ会長(JB財閥会長、チェ・ユジンの異母弟)
らが含まれている。
ジェハが証拠をつきとめ、キム・ソックァンを追い詰めたが、青瓦台警備員とパク・グァンス側の警察勢力も「証拠USB」を手に入れるため追ってくる。
ジェハが「証拠USB」を手に入れ、銃で撃たれるまで。
証拠USBの威力
JSSの室長が撃たれたジェハを助けるが、「大統領の息子を襲った犯人」ということで警察に追われる。
パク・グァンスは「犯人捜索」の名目で、JSSの知能「クラウドナイン」をつぶそうと企み、JSSへの捜査令状を出す。
病院には行けず、JSS(JB財団の警護団体)で緊急手術を行う。
手術とその間にジェハが見た夢。
パク・グァンス側の警察は、JSSクラウドナインの機密情報室に入るが、キム・ソックァンが目をさまし、「手を出すな」と一言命令して、警察総力はJSSから手を引く。
パク・グァンスらは、証拠USBがユジンの手に渡ったと思い恐れ、ユジンもジェハがUSBを手に入れたと喜ぶが、USBのありかはジェハしか知らない。ユジンはジェハが撃たれた場所にUSBが隠されていないか、捜索を命じる。
チャン・セジュンは、JSS室長に
探しているものはジェハが自分のために奪ったものだ。
室長が自分よりユジンを信頼していることは分かっている。
でもこのまま大統領になっても、財団の操り人形にすぎない。
と伝える。
アンナに嫉妬爆発のユジン
ジェハがJSSにいると聞いて駆けつけるアンナ。
ユジンはアンナをジェハに会わせるつもりはなく、「私をお母さんと呼んでみなさい」と意地悪をいう。
ジェハに会いたいアンナは「お母さん」とよび、さらにひざまづく。
ユジンはアンナをジェハに会わせるに当たり、
この状態をジェハを助けられるのは自分だけであり、
アンナはジェハにとって負担であり、
国外に出て行かなかなければ、ミランら警護員の命も奪う、
と脅し、出国を約束させる。
闇の権力者たちの動き
チェ会長は、ユジンの側近とパク・グァンスに接近し、「証拠USB奪還作戦」をたくらむ。ジェハが負傷している今なら、クラウドナインを奇襲してすべて奪い返せるのではないかと。
ジェハが目覚め、人工知能「鏡」にアンナが来た時の録画映像を見せてもらい、涙する。それをユジンがみてさらに嫉妬する。
目覚めたジェハがユジンに言ったのは、
証拠USBはあなたのために奪ってきたのではない。
クマール疑惑に深くかかわっているメンバーにチェ会長がいる。
証拠を公開したらJB財団も崩壊する。
だからユジンたちはこの証拠を公開できない。
これは、ユジンから俺とアンナを守るための手段なのだ。
動揺するユジンをみて、ユジンの側近はチェ会長側に着く決心をする。
いつものユジンなら、拷問してだって証拠のありかを吐かせるのに、ありゃ、どうみたって恋愛感情だ。ユジンはもうおしまいだ。
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ユジンとジェハの会話
ユジン:그럼 나를 무너뜨리기 위한 거였니? 그랬구나.근데 왜? 너 내 친구잖아.
私を倒すためだったの?でもなんで?友達じゃない。
ジェハ:연민으로 울어본 적이 있어요?
憐みで泣いたことはありますか?
ユジン:내 삶이 온통 눈물이투성이야.
私の人生、涙だらけよ。
ジェハ:아뇨, 자기 연민 말고 다른 누군가를 위해서. 아마 별로 없을 겁니다.
당신들은 자기 아픔에는 아주 예민하면서 남의 아픔에는 아주 무감각한 사람들이니까.
いや、自分への憐みじゃなくて。たぶんないでしょう。あなたたちは自分の痛みには敏感でも、他人の痛みには無感覚な人たちだから。
でも、みんなあなたたちと同じように痛みを感じるんです。掃除婦のお祖母さんも、果樹園の老夫婦も、ミランたちも、そしてラニャも。
みんな幸せになりたい気持ちは同じなのに。
あなたたちは自分を守るために簡単に人を殺す。
だから俺はあなたの友達にはなれない。
あなたは友達が必要なのではなく、従者が必要なのだろう。
そう言っている間に、
チェ会長とパク・グァンス側の警護員らが、大きな荷物を持ってJSSに乗り込み、
ユジンとジェハのところへやってきた。
第14話おわり。
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ユジンが、ジェハとの心の交流を通じて、「いい人」に変わっていく
というのが、物語のメインなのかもしれません。とすると、
主人公はユジンか?
というくらい、ソン・ユナさんの表情に目を奪われます。
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