映画『ハナ~奇跡の46日間~』実話をもとにした物語。実在の人物が登場する動画つき
日本公開の時に、あちこちで評判がよかったので見たかったのに、ことごとくタイミングがあわず見られませんでした。
『ハナ~奇跡の46日間~』キャスト
韓国公開2012年、日本公開2013年
韓国語タイトル:코리아(コリア)
監督: ムン・ヒョンソン
ハ・ジウォン: ヒョン・ジョンファ
ペ・ドゥナ: リ・プニ
チェ・ユニョン:チェ・ヨンジョン
ハン・イェリ: ユ・スンボク
イ・ジョンソク:チェ・ギョンソプ
公式HPより。
今(2017年2月)ならGYAO!無料で見られます。
あらすじと背景
1991年、日本で開催される世界選手権を前に、
韓国と北朝鮮による統一チーム「コリア」が結成されます。
大会のために一緒に過ごした46日間。
南北の選手たちが衝突しながら友情が芽生え、
北朝鮮の厳しい監視によるチーム解散の危機を克服し、
怪我、病気、買収にも負けず強豪・中国を倒し、
次はいつ会えるかわからない南北選手の別れ・・・。
後半、涙涙で評判にたがわず感動の名作でした。
1991年というと、
北朝鮮は金日成政権で、韓国は盧泰愚政権。
2000年の南北会談の10年近く前。
映画『弁護人』の背景である全斗煥を引き継いた盧泰愚政権ですから、
まだまだ南北の緊張は高かったころです。
北朝鮮の人と接触したらスパイの疑いがかかるのでは、
という緊張が、選手たちの間でもあったんじゃないか、
という時期の物語です。
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モデルになった主人公登場
韓国のバラエティ番組「ハッピートゥギャザー」に、
モデルになったヒョン・ジョンファ選手やイ・ジョンソクらが出ていました。
映画が完成した後で公開前、というタイミングの放送です。
「ユーチューブでご覧ください」とでますが、ぜひご覧ください。
1991年の実際の試合の様子が、1分15秒から見られます。
ハ・ジウォンが演じたヒョン・ジョンファ選手の今。
2012年も卓球チームの監督として活躍中。
字幕:ヒョン・ジョンファ監督の実話を映画に
左がリ・プンヒで右がヒョン・ジョンファ選手。
映画ではダブルスが団体戦の最後でしたが、この映像をみると、
最後の優勝を決めたのは、シングルの試合でした。
優勝を決めたユ・スンボク選手。
字幕:ユ・スンボク選手、最後の走者。
映画では、このユ・スンボク選手は海外での経験がなく、
緊張のため実力を出せないスランプから克服していくというのも、
大きな感動でした。
映画『ハナ』に登場のイ・ジョンソク
「ハッピートゥギャザー」で「どんな役ですか?」と問われ、
字幕:평양의 차가운 도시 남자
平壌のクールな都市の男
セリフ:한마디로 말하면 평양의 차도남
ひと言で言うと、平壌のチャドナム
イ・ジョンソクが演じたチェ・ギョンソプ
映画で一番好きなシーン
北の選手たちは、韓国の選手たちと仲良くハメをはずしたことで、
党から準決勝戦の出場を禁止されてしまいます。
選手たちの部屋の前にならぶ監視員たち。
韓国選手が勝利を決めた瞬間。
政治的思惑から勝手に南北合同チームを作って、
親しくなりすぎたからと引き離す・・・
血も涙もない北朝鮮のやり方ですが、
一人一人は感情をもつ人間なんだなあとうれしくなります。
よろしかったらお願いします!
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆さまの韓国語の勉強に少しでもお役にたちますように!
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