韓国語の学習者数は減っているのか

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韓国語の学習者といっても、独学、カルチャーセンター、高校・大学等々、どこをどう数えればいいのか、難しいところです。

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減っているという実感

私は大学で韓国語を教えているので、ここ数年、第二外国語として韓国語を履修する学生が減ってきていると感じています。

以前は、4月の最初の授業日、学生が教室に入りきれず、抽選をすることもありました。語学の授業なのに、1クラス80人という授業もありました。
ここ数年、だいたい20名前後です。

しかし、もしかしたら、大学が第二外国語を選択システムを改善して、履修者数のばらつきを防いだのかもしれません。
もしかしたら、人気が爆発した外国語があって、そのあおりを受けたのかもしれません。
自分の担当クラスの学生が減ったからと言って、韓国語学習者が減っている、
とはいえません。

まったく関係なくイ・ミンホの笑顔。
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検定試験の受験者数

そういえば11月実施の「ハングル能力検定試験」の申し込みがそろそろ始まります。検定試験の受験者数をみれば、韓国語の学習者数の増減を知ることができるかもしれません。

「ハングル能力検定協会」のHPを見ると、前回分の受験者数のみ出ています。

2016年春第46回試験状況
受験者数:8553名
このうち、
5級受験者数:2117名
4級受験者数:2542名

以前は、ここ数年間の受験者数一覧があったはずです。
検定試験問題集を作った時に調べた記憶があるので。

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感想(6件)

この本の「はじめに」に、2010年の受験者数を記録しています。
5級受験者数:6787名
4級受験者数:6751名

「ハングル能力検定試験」は年に2回実施なので、この数字は年間受験者数である可能性があります。
それでも、2016年春季の受験者数を2倍にしたところで、2010年の受験者数には、はるかに及びません。

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減少の原因は???

やはり日韓関係の悪化が原因でしょう。
2012年、韓国のイ・ミョンバク大統領(当時)が、竹島に上陸した
というニュースが、「韓国語冬の時代」の始まりだと、私は思っています。

「冬のソナタ」のブレイク=2014年が、韓流ブームの始まりと言われていますので、「ブーム」は8年しか続かなかった・・・のでしょうか。

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外務省HPより

少しの希望

検定試験について、過去の受験者数を一覧でみることができないので、
「韓流ブーム」と「その後」の比較ができません。
韓国語学習者数の増減を知るために、問題の2012年を挟んだ数字はないものか、
と考えてひらめいたのが、大学入試センター試験です。

センター試験の韓国語受験者数を見てみました。
2011年度:163名
2012年度:151名
2013年度:180名
2014年度:161名
2015年度:143名
2016年度:174名
(大学入試センターHPより)

ちなみに、センター試験英語の受験者数は50万人超、
中国語の受験者数はおよそ400人です。

センター試験を韓国語で受験するというのは、かなりコアな学習者でしょう。
このコアな学習者が、2012年を経ても減っていないというのは、少し希望がもてると思います。

国家レベルで日韓関係が悪化しても、
韓国語の楽しい世界を知る人々が多くいれば、
民間レベルでの日本人と韓国人の関係は保たれると信じています。

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