日韓関係が悪いというけれど、雑誌『文藝』韓国特集は増刷に増刷!
7月26日から夏休みにはいったのですが、8月1日に引っ越しをして、いまだバタバタしております。真夏の引っ越しは、しちゃいけないという教訓を得ました…。プロフィールにも書いたような気がしますが、25歳まで東京で暮らし、横浜生活を3年はさんで、静岡へ引っ越しました。静岡で22年すごし、横浜生活を2年半はさんで、ようやく東京に戻ってきた次第です。
小説は読まない
自慢じゃないけど、小説は読みません。
ところが、車社会の静岡から横浜に引っ越したら、通勤時間が長くて小説を読むようになりました。
専門書は3行読むと眠ってしまうので…。
あれこれ読んだ結果、どうやら私は警察小説とかサスペンス系が好きらしい。
手に汗握るドキドキ系だと、2時間の通勤も苦になりません。
ただ、あんまりドキドキするので、最後のページを見て、
犯人を確認してから、または、
主人公が死なないことを確認してから、
でないと、心臓が持ちません。
いわゆる文学作品には興味をもてず、
「82年生まれ、キム・ジヨン」があちこちで話題に上っても、
なかなか読もうとは思わない。
映画化されてコン・ユが出演するそうなので、
映画が面白かったら、原作よんでみよっかなー、程度でした。
韓国小説がいろいろ話題に
それでも、2016年に、韓国の作家ハン・ガンが
イギリスの文学賞、ブッカー賞を受賞した、とか、
2018年の日本翻訳大賞を、
『殺人者の記憶法』(キム・ヨンハ/吉川凪訳)が受賞した、とか、
あ~、韓国の小説もちゃんと読んで、
韓国語の授業でも学生たちに勧めたり、しなくちゃな~
という、プレッシャー?を勝手に感じていました。
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雑誌『文藝』2019年秋号
そんなところで、
雑誌『文藝』が「韓国・フェミニズム・日本」という特集を組んで、
出版不況、特に雑誌の不振が言われる中、
86年ぶり3刷!!!
というのがあちこちでニュースになっています。
「82年生まれ、キム・ジヨン」を書いたチョ・ナムジュや、
ブッカー賞を受賞したハン・ガン、
シンガーソングライターでエッセイストのイ・ラン
などの短編が収録されているといいます。
長編は無理でも、とりあえずどんな作風かを知るにはとてもいい。
面白かったら、その作家の長編を読んでみればいいわけです。
さらに、
わかる! 極める! 韓国文学一夜漬けキーワード集
というオマケもついていて、
どこかで「韓国文学」が話題になっても、話についていける(笑)。
アマゾンや楽天で在庫なし、と表示されていたので、
あわてて、河出書房に注文しました。
日韓関係が悪いというけれど
ここのところ、政府レベルで日韓関係がよくありません。
新聞みると、毎日悲しくなります。でも、
「韓国で反日デモ」という報道の写真をみると、
韓国の人たちが持っているプラカードには、
NO! 아베
と書いてあります。「NO!アベ」です。
反日じゃなくて、反アベなんですよね。
韓国の人たちは、日本を否定しているわけじゃない。
関係が悪化しているのは、政治家たちだけであって、
日本でも韓国でも、お互いの文化まで否定することはない。
だからこそ、韓国特集の『文藝』がこんなに売れているということが、
もっともっとニュースになってほしいです。
よろしかったらお願いします!
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆さまの韓国語の勉強に少しでもお役にたちますように!
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