ソン・ガンホとコン・ユの『密偵』、実際の事件をもとにしたフィクション

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映画『密偵』がいよいよ日本上陸します。韓国では2016年9月公開されたヒット作です。

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キャスト

1
公式HP

監督:キム・ジウン
イ・ビョンホンの『甘い人生』や『グッド・バッド・ウィアード(原題「좋은 놈, 나쁜 놈, 이상한 놈」)』などが代表作。

イ・ジョンチュル:ソン・ガンホ
義列団を密告した功績から日本の警察所属となり、義列団を探る任務につくが、義列団に協力を頼まれて悩む。
2

キム・ウジン:コン・ユ
義列団のリーダー。写真館を運営している。
メガネのコンユが、なかなか格好よかったです。
4

ヨン・ゲスン:ハン・ジミン
義列団員でキム・ウジンの恋人だが、ハンガリー人男性と偽装結婚して爆弾製造などを協力。
7

チョン・チェサン:イ・ビョンホン
義列団の団長。イ・ビョンホンは特別出演。
5
ちょっとしか出てこないのですが、さすがの存在感。

ヒガシ:鶴見辰吾
日本の警務局の部長。イ・ジョンチュルを信用しているふりをしながら、義列団に送り込んだ密偵を使って、イ・ジョンチュルとキム・ウジンを捕まえようと企む。
3
朝鮮人を差別し抑圧する日本人役・・・誰もができることではないと思います。アメリカ映画で黒人を差別し暴力をふるう白人を演じる役者さんもそうですが、演技がうまいと「この人、本当に差別感情もっているのかしら」と思われそうだし、映画作成チームの中でも信頼関係作るのが難しいんじゃないかとか、あれこれ心配してしまいます。
だから、役者さんの中で、差別感情を完全に克服していなければできない役柄だろうと思います。

これら主要人物は皆、名前は違いますが実在の人物です。

予告編

実際にあった爆弾計画

『密偵』のあらすじは、義列団が爆弾を汽車で運搬して、植民地支配の主要施設を爆撃する計画をたてて実行に移す中、なぜか日本警察に情報が漏れてしまう、どうやら義列団の中に日本側の密偵がいるようだ…というお話です。

日本の警察のイ・ジョンチュルが義列団から協力を頼まれ悩む姿と、爆弾計画は成功するのか!?というところが見どころです。
この爆弾計画は、史実にあるそうです。
黄鈺 警部 爆弾事件 황옥 경부 폭탄사건

黄鈺(ファン・オク)警部というのが、ソン・ガンホ演じるイ・ジョンチュルのモデルとなった人物なわけです。

1923年、ファン・オクらは中国で義列団団長キム・ウォンボン(映画ではイ・ビョンホン演じるチョン・チェサン)に会い、爆弾を受け取る。

爆弾を朝鮮の京城へ運ぶため汽車に積み込んだが、義列団のキム・ジェジン(映画では??)の密告で失敗に終わる。ファン・オクら9人が日本警察に逮捕された。
(韓国ナムウィキより抜粋)

史実では、この爆弾計画は失敗していたんですね。

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このファン・オクという実在の人物ですが、
韓国史では、親日派だったのか、独立闘士だったのか、評価が分かれている人物だそうです。
親日派を装って独立運動をしていたのか、
義列団に協力するふりをして日本軍に情報を流していたのか。

なるほど、だから映画では、ソン・ガンホのイ・ジョンチュルを、
日本警察に協力する親日派なのだけど、民族のために義列団に協力したい、
という「揺れて変化する人物」として描くことができたんですね。

ちょっとトリビア

日本警察のヒガシの下で、イ・ジョンチュルを監視するハシモトを演じたオム・テグさん。
6

よく見ると、カン・ドンウォンの『隠された時間』に出ていました。
カン・ドンウォンと一緒に「止まった時間」に閉じ込められてしまったテシク役。
9

それから、今年一番の話題作『タクシー運転手』にも出ています。
一瞬しか出てこないのですが、もしかしたら一番印象に残る人物です。
『タクシー運転手』で「ハシモト」探し。ぜひしてみてください(笑)。

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