ドラマ『魔女の法廷』が面白い理由

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いわゆる韓流スターや、有名美人女優が出ているわけではないのですが、ストーリーがしっかりしていて、最後まで緊張感が持続した良いドラマでした、『魔女の法廷』。

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セクハラを一蹴

『魔女の法廷』の第1話のシーンです。
出世をしたい主人公のマ・イドゥム検事は、上司のセクハラにも耐えていたのですが、出世をちらつかせて利用されたとわかり、これまでの鬱憤を晴らします。
見ているこちらも、すっきり~するシーンです。


セリフが長いので、前半省略して33秒部分からのセリフです。

1
내가 부장님을 흥하겐 못해도 망하겐 할 수 있죠.
私は部長を出世させることはできなくても、つぶすことはできるんですよ。

2
어차피 나도 못 들어가는 특수부 부장님도 못 들어가야 공평하지 않겠어요?
私が特捜部に行けないんだから、部長が行ったら不公平でしょ?

3
웁스 쏘리. 죄송한 김에 야자타임도 잠깐 하겠습니다.
あら、ゴメン。ゴメンついでに無礼講でいいかしら。

야자타임:ヤジャタイム。友達同士で「~야(ヤ)」と呼び合うように、敬語を使うべき相手に、普段言えないようなことを友達のように気兼ねなく会話すること。

4
야 오수철. 만지지 좀 마. 너 왜 내가 회식 때 맨날 노래만 하는 줄 알아? 니 옆에 앉기만 하면 만지잖아.
オ・スチョル、お前、宴会で私がいつも歌ってばかりいるのはね、あんたの隣に座ると触ってくるからだよ。

6
그리고 굳이 중요한 일도 아니면서 굳이 귓속말 하면서 귀에 바람 좀 넣지마. 무슨 풍선 부니?
それに大した話でもないのに、耳元に生き吹きかけてくるじゃない。風船かよ。

5
아 맞다. 너 처음에 회식할 때 내 얼굴 뽀뽀하면서 딸 같아서 그랬다고? 어우 이걸 친족 간 성추행으로 확 그냥
そうだ、最初の宴会で、私にキスしながら娘のようなものだって言ったよな。親子間でもセクハラしてんのか?まったく。

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泣き寝入りが多い性暴力

7
マ・イドゥムは検事だということは、セクハラ上司は検察官です。
本来、犯罪を調査し求刑するのが仕事の検事にすら、罪の意識がないわけです。
セクハラされる女の側の諦めも、セクハラ容認の雰囲気を作る原因です。
『魔女の法廷』では、
セクハラの被害者が、自覚なくてもどれだけ傷ついているか、
「これは重大な犯罪だ」と何度も確認しています。

ドラマの登場人物が所属しているのは「女性・児童犯罪専門部」です。
今までの検察ドラマは、政界や経済界という権力を相手に戦う「格好いい検察官」が活躍するものでした。
『魔女の法廷』では、
そういう派手な検察官ではなく、日常生活の中で、日常化してしまっている犯罪=セクハラや児童虐待を扱っているのが、逆に新鮮です。

セクハラというと「男が加害者で女が被害者」と思いがちですが、
『魔女の法廷』では、
「男が女を」ではなく、「力のある者が力のない者へ」振るわれる暴力
と位置づけされています。

他にも、性的少数者を取り上げたり、
男性が育児休暇を取ったり、
こういうのは今までのドラマではあまり見られなかったと思います。

2018年2月から日本での放送が始まるようです。
最初は有料放送でしょうけれど、楽しみです。

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